PC-E500シリーズ用

OMP Editor mini ver.1.00




 このソフトはOMP用の音楽データを作成する超簡易シーケンスソフトです。昔作った「OMP Editor」が消えてしまったけど急に欲しくなったために簡易版を作ったところそれなりに使える出来に仕上がったためにここで発表することにしました。最初から発表するつもりで作った「OMP Editor」は完成度を高めようとしていたら発表前に消えてしまったので・・・。(それ以降新作ポケコンゲームは作ってこなかったためにシーケンスソフトの必要性もなかった)

《使用方法》

 キーボード部分の使い方は2LINEオルガンを参照してください。音の高さ(Pの値)やオクターブ指定(Oの値)も2LINEオルガンと同様に変更できます。

 RUNをしたらまず最初にOMPデータで使用するテンポを入力します。[RETURN]を空打ちした際にはデフォ値の「12」が設定されます。
 後は好きなように音を奏でつつその音を[RETURN]で入力していくだけです。 間違えて入力した場合は[BS]で消去ができます。

 [SPACE]を押せば編集モードになり音長指定や休符入力はここで行います。なおOMP形式のデータの原則として最初に必ず音長指定をする必要があります。(「2」がデフォ値になっている)
 [RETURN]を押せば編集内容は確定されそのデータで自動的に再生テストが行われます。再生テストだけ行いたい場合は[RETURN]を空打ちしてください。

 メインモード時にPFキーを押せば[PF6][PF10]にデータが保存できます。テンポはデータに含まれませんのでゲームでOMPデータを使用する際には別途テンポ指定してください。 また[√]を押せばテンポの再設定ができます。
 なおPFキーに保存する関係上扱えるデータ量は31文字までとなります。 その目安として31文字目の場所に「V」が表示されています。 文字数制限はかなり厳しいですが、分割編集すれば大丈夫でしょう。 元々自分用に作ったのでそれで困らないし(笑)

 ちなみにALICEPSSには対応していません。このクラスのサイズのプログラムには不要という判断です。このOMP Editor miniはサイズが小さいためメモリ上に常駐させておくことでBTEXT$を使ってゲームを作りながら音楽データも作れるので大変便利です。

《プログラムリスト》
1 ' OMP Editor mini
2 ' OCHAME soft 10/05/25
3 '
10 O=2,P=0,T=12,Q=25,B=2^RCP 12,F=220*B^(O*12+P-10),M$="2":DIM A(&FF),B(&FF),C$(&FF)
20 FOR I=1TO 25:F=F*B,A=ASC MID$("AWSEDFTGYHUJKOLPZXCVBNM,;",I,1),A(A)=64000/F-22,B(A)=F/Q:C$(A)=CHR$ (52+O*12+P+I):NEXT
30 CLS :INPUT "TEMPO=";T:LOCATE 30,0:PRINT "V":PRINT M$
40 K=ASC INKEY$:BEEP 1,A(K),B(K):IF A(K)LET L=K:GOTO 40
50 N=LEN M$:IF K=13AND L AND N<31LET M$=M$+C$(L),L=0:LOCATE 0,1:PRINT M$ ELSE IF K=32 AND N<32KEY 0,M$:LOCATE ,1:INPUT M$:GOSUB *OMP
60 IF K>240IF K<246KEY K-235,M$:BEEP 1ELSE 30
70 IF K=23 IF H-23IF N LOCATE N-1,1:PRINT " ":M$=LEFT$ (M$,N-1)
80 H=K:GOTO 40

※「OMP Editor mini」を使用するには別途「OMP」本体(下記リスト)も必要です。
1000 *OMP FOR I=&1TO LEN M$:Z=ASC MID$ (M$,I,1):IF Z>64LET X=6.13*TEN (0.02508*Z):BEEP 1,64000/X-22,X*Y/T ELSE IF Z>47LET Y=Z-48ELSE IF Z=36LET T=VAL RIGHT$ (M$,LEN M$-I)ELSE IF Z=42 FOR J=&1TO 730*Y/T+20:NEXT
1010 NEXT :RETURN


RETURN

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