PFキーの設定内容について

 パソコンでは当たり前のようについているPFキーですが、ポケコンではE500シリーズのみについています。つまり、PFキーを使いこなしてこそ、E500を使いこなすことにつながると言っても過言ではありません(笑)
 では、例として私のPC−E650のPFキーの設定内容を紹介します。

PFキー登録内容
[PF1]"R."+CHR$ 13
[PF2]"INIT"+CHR$ 34+"SCRN:"+CHR$ 13
[PF3]"BT.="+CHR$ 34+"S1:
[PF4]"FI."+CHR$ 34+"S1:"+CHR$ 13
[PF5]"FI."+CHR$ 34+"F:"+CHR$ 13
[PF6]〜[PF10]FREE

 PF3のBTEXT$はBASICオンリーの私にとって非常に使える命令です。この命令のお陰で、SAVEやLOADを使うことがなく快適にプログラミングできます。例えば、ゲーム制作中にエディタを立ちあげたり、別のファイルに変数表を作ったり出来るため、プログラミング効率が格段にアップします。PF6〜10は自作グラフィックエディタのデータ受け渡し用に使っています。これにより、ペーパーレスの開発が実現できます。 ちなみに「S1:TEXT.BAS」には以下の「PFキー登録プログラム」が入っているので、不注意でPFキーの内容を消した場合もRUNをするだけで復活できます。

PFキー登録プログラム

10 KEY 1,"R."+CHR$ 13
20 KEY 2,"INIT"+CHR$ 34+"SCRN:"+CHR$ 13
30 KEY 3,"BT.="+CHR$ 34+"S1:
40 KEY 4,"FI."+CHR$ 34+"S1:"+CHR$ 13
50 KEY 5,"FI."+CHR$ 34+"F:"+CHR$ 13
60 N=14:POKE &BFE03,&1A,&FD,&B,&,N*4,&:CALL &FFFD8

 このプログラムをRAMファイルなどに登録していれば、万一のときもいつもの環境にすぐに復帰できます。60行はマシン語エリアの確保用です。以上の例は私が最も使いやすいように設定したものなので人によってはこれがベストとは言えないでしょう。だから、どんどん自分が使いやすいように設定していきましょう。PFキー登録は実用的でかつ誰でも簡単にできるカスタマイズなのです。


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