プチコン3号 QSP (WIDTH 16の1画面プログラム) プチコンBIG対応(2)


 QSPとはプチコン3号のver.3.2.0で新たに加わったWIDTH命令を使いWIDTH 16の状態で編集画面の1画面(21文字×14行)にプログラムリストが収まっているものを示しています。Quarter Screen Program の略だけど実際は4倍角文字による1画面プログラムであり、文字数は通常の1画面プログラムの4分の1よりやや少なめとなっている)
 このページのQSPは「エディタの折り返しあり(標準設定)」「改行コードはすべて画面に含める」というルールで作っています。このルールにおいては使用できる文字数は最大293文字となりその制限でゲームやツール等を完成させています。
 QSPは制限が大きいですが、その制限があることで作りたいものがギュッと詰まったものになっています。ぜひ、皆さんもQSPを作ってみてください。

 なお、基本的にはQSPはプチコンBIGでも使用可能です。とはいえ、すべて問題なく動作するというわけではないためタイトル一覧の「プチコンBIG対応状況」をご覧になってください。
 プチコンBIGでQSPを作ってみたい方はしんいちさんが作った「QSP VIEWER for BIG」(公開キー【 R3NY3L4 】)を使ってみてください。詳しくはPetitverseのこちらのトピックス(外部リンク)を見て下さい。

 こちらのページに2015年の夏コミ(コミックマーケット88)において頒布した「プチコン3号 QSP完全マニュアル」を掲載しています。QSPを作る際の実戦テクニックを多数掲載しているので「自分でQSPを作りたい」という人はぜひご覧になってください。QSPを作る人はファンクションキーに "WIDTH 24-WIDTH()"+CHR$(13) を登録しておくとワンタッチでWIDTH 8とWIDTH 16を切り替えられるため便利です。
 なお、2015年の冬コミ(コミックマーケット89)においてはさらに進んだQSP制作テクニックを記載した「プチコン3号 QSP完全マニュアル Part 2」、2017年の冬コミ(コミックマーケット93)ではQSP制作テクニックの究極版となる「プチコン3号 QSP究極完全マニュアル」を頒布しました。






《 タイトルリスト 》 ※公開番号(初出公開日)が新しい順に並んでいます。
 ※初出公開日、最終更新日はこのページ、Miiverse、twitterで公開した日付のうち最も早いものを記載しています。

公開番号
タイトル
ジャンル
最終更新日
プチコンBIG
対応状況
No.41
SIMPLE RACING F
(ゲーム)
2019年4月30日
No.40
お花つみ QSP
(ゲーム)
2019年3月23日
No.39
棒歌ロイド QSP 2
(ツール)
2019年4月30日
No.38
SIMPLE RACING QSP
(ゲーム)
2019年4月30日
No.37
簡易水準器 QSP type B
(ツール)
2018年9月23日
No.36
簡易毛筆 2 QSP type B
(ツール)
2017年11月25日
No.35
簡易毛筆 2 QSP
(ツール)
2017年11月25日
No.34
簡易音姫 QSP
(ツール)
2017年11月10日
No.33
PETIT PAINT 2 QSP
(ツール)
2017年11月5日
No.32
簡易漫画ビューア QSP
(ツール)
2017年10月28日
No.31
簡易グラフ QSP
(ツール)
2017年11月3日
No.30
カラーマスター QSP
(ゲーム)
2017年10月29日
No.29
簡易GPS QSP type B
(ツール)
2017年10月28日
No.28
簡易GPS QSP
(ツール)
2017年10月28日
No.27
簡易水準器 QSP
(ツール)
2017年10月28日
No.26
簡易歩数計 QSP
(ツール)
2017年10月21日
No.25
簡易目覚まし時計 QSP
(ツール)
2017年10月14日
No.24
簡易カレンダー QSP
(ツール)
2017年10月14日
No.23
簡易単語帳 QSP
(ツール)
2017年9月18日
No.22
簡易GRPビューア QSP
(ツール)
2017年9月18日
No.21
あいのて QSP
(ツール)
2017年3月10日
×
No.20
簡易地球儀 QSP
(ツール)
2017年12月9日
No.19
SIMPLE PAINT QSP
(ツール)
2015年12月23日
No.18
簡易毛筆 QSP
(ツール)
2015年11月13日
No.17
連射計測 QSP
(ゲーム)
2015年9月21日
No.16
簡易関数電卓 QSP
(ツール)
2018年9月23日
No.15
音姫 〜サウンドプリンセス〜 QSP
(ゲーム)
2019年4月30日
No.14
せつない見切り QSP
(ゲーム)
2015年7月22日
×
No.13
棒歌ロイド QSP
(ツール)
2015年7月20日
No.12
OMP
(ツール)
2015年7月12日
No.11
PETIT PAINT QSP type B
(ツール)
2015年11月13日
No.10
PETIT PAINT QSP
(ツール)
2015年10月31日
No.09
ストップウォッチ QSP
(ツール)
2017年9月17日
×
No.08
ラーメンタイマー QSP
(ツール)
2015年7月9日
No.07
簡易ものさし QSP
(ツール)
2015年7月8日
No.06
簡易分度器 QSP
(ツール)
2015年7月7日
No.05
簡易方位磁針 QSP
(ツール)
2015年7月6日
No.04
PETIT DRUM QSP
(ツール)
2015年7月5日
No.03
PETIT BAN QSP
(ツール)
2015年7月5日
No.02
PETIT KEYBOARD QSP
(ツール)
2016年7月24日
No.01
PETIT 100M QSP
(ゲーム)
2019年4月30日

※いずれのタイトルもリストの末尾に簡易マニュアルを記載しているため使用方法等が分からなくなった場合にはこのページを見なくてもその簡易マニュアルを見れば分かります。
 とはいえ、シンプルなプログラムばかりなのでマニュアルを見なくても使うことは可能だと思います。
 ジャンルは「ゲーム」「ツール」「その他」のいずれかを記載しています。
 ほぼすべてのタイトルに「QSP」が付いているのは将来的に「QSPではない」バージョンを作る可能性を考えて行っています。OMPに関してはこれがフルバージョンなので「OMP QSP」ではなく「OMP」としています。
 プチコンBIG対応状況はver.3.5.1で確認をしています。×はエラーが出て起動できないもの、は起動はするけど重要な問題があり実用にはならないもの、は一部問題はあるけど一応使用可能なもの、は現時点で問題が確認されてないものとなっています。

《 DIALOG使用作品の注意 》

 DIALOG命令をAボタン入力待ちとして使用している作品をプチコンBIGで使用の際はダイアログ画面が表示されることによって表示している文字等を読み取りができない場合があります。その場合はDIALOG""の部分をLINPUT A$に書き換えれば結果を読み取ることができなおかつAボタン入力待ちができるようになります。



《 おちゃめ QSPコレクション 》

2019年4月30日現在 《公開キー》 【 YKXKQ4H6 】 プロジェクトフォルダ名 OCHA_QSP190430
上記のナンバリングタイトルすべて+αをセットにして収録しています。

 《 注 意 》
 各タイトルごとに公開キーを記載していますが、タイトルごとの公開キーとこのセットの公開キーに含まれるプログラムはバージョン等が異なる場合があります。このQSPコレクションより後に更新されているものは最新のバージョンではないため個別の公開キーを使ってダウンロードしてください。また、公開キーは予告無く変更、削除される場合があります。
 QSPコレクションのフォルダ内にはランチャーソフトQSP MENU(これもQSPプログラム)、PETIT PAINT QSP等を使って私が描いたラクガキ絵(作例にあるもの)や各QSPを使用するために必要なデータ等も収録しています。
 フォルダ名の最後がバージョン(更新日付)なのでこれよりも古いQSPコレクションをすでにダウンロードしている場合は不要であれば削除して問題ありません。



 このページでは公開番号21〜40のQSPを記載しています。
 公開番号1〜20のQSPはこちらのページに記載しています。
 公開番号41〜のQSPはこちらのページに記載しています。



No.40
お花つみ QSP
初出公開日 2019年3月23日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 1D53VVNE 】、ファイル名「1GQ_BOU2

《 実行時のスクリーンショット 》


 「お花つみ」をするのが目的の超シンプルなRPG(?)です。

《 プレイ方法 》

 スライドパッドで女の子を操作します。
 ランダムで敵である「NYOUI」に襲われます。NYOUIに襲われるとお花つみゲージが上昇します。このお花つみゲージがいっぱいになるとゲームオーバー(お花つみ失敗)となります。なお、お花つみゲージは何もしなくても時間経過で少しずつ増えていきます。
 なお、このゲージは初期位置(左上)に戻ることで回復します。
 NYOUIに勝つとレベルアップして、NYOUIに対する耐性がアップします。こうして、レベルアップを繰り返しながら「お花つみ成功」となればゲームクリアです。

 ゲームオーバー時やゲームクリア時はAボタンでリトライができます。
 1回のプレイ時間が短めのシンプルなRPGであるため低クリアを目指してプレイするのも1つの手です。ちなみに私のベスト記録はLv.48でクリアです。

《 攻略法 》

 このゲームは初期段階(Lv.0)ではかなりシビアなゲームバランスになっています。普通のRPGと同じように1回襲われたらすぐに回復に戻れるようなポジションを歩き回るのが良いでしょう。
 クリアのためには地道な経験値稼ぎが必要になってきますが、何もしなくても時間とともにゲージが増えていくため進むか戻るかは素早い判断が求められます。

 このゲームではX座標が大きいほどNYOUIに襲われる確率が高くなり、Y座標が大きいほど強いNYOUIに襲われます。そのため経験値稼ぎをしたいのか、できるだけ戦闘を避けたいのかは歩き方である程度コントロールが可能です。

 ちなみにファイル名「1GQ_WC」のWCは開発中にはあったサブタイトル「〜 wet clothing 〜」を略したものです。なぜ、衣服が濡れるのかが謎なので省かれてしまいました。




No.39
棒歌ロイド QSP 2
初出公開日 2019年3月17日
最終更新日 2019年4月30日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 XKANX4C6 】、ファイル名「1GQ_BOU2
※公開キーはver.1.00のものです。ver.1.01「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 面倒なTALK命令のパラメータセットは不要で、誰でも簡単にプチコン3号で歌わせることができるプログラムです。
 4年前に作った「棒歌ロイドQSP」を大幅に改良しました。

《 使用方法 》

 ユーザーが用意するものは譜面データだけです。譜面データは歌詞データとMMLデータで構成されています。

 BOU 歌詞データ , MMLデータ

 このように記述することで、プチコン3号で歌わせることができます。

 データの作り方は基本的に前作の棒歌ロイドQSPと同じです。
 歌詞データは音符1つあたり発音する音をコロンで区切って羅列します。例えば、「春が来た」ならば「ハ:ル:ガ:キ:タ:」と音符1つずつを区切っていけば良いだけです。(データの最後にも「:」が必要)
 MMLデータは音階や音長を羅列するわけですが、MMLは独自形式の「OMP」を採用しています。これは20年以上前にポケコン用のMMLとして私が考案したもので、演算量とデータ量の少なさがウリとなっています。(OMPを採用したからこそQSPに収めることができた)
 OMPは一般的なMMLよりも初心者にとっては分かりやすく「4A」で「4の長さ、Aの高さ(オクターブ2の『ド』」で鳴らすことができます。OMPの構文についてはこちらをご覧になってください。(棒歌ロイドでは休符に関してはサポートしていない)
 また、音階指定に関してはポケコン用のOMPの音階表をご覧になってください。棒歌ロイドQSP2では「A」がオクターブ2の「ド」、「M」がオクターブ3の「ド」、「Y」がオクターブ4の「ド」となっていて基本的に3オクターブ分をサポートしています。(それより高い音も歌えるけど実用にはほど遠い)

 プログラムの末尾にもマニュアルを記述しているので詳しくはそれを読んでみてもらうと良いです。
 実際のデータの作り方はサンプルとして「ドレミ音階(BGMPLAYとの連動付き)」「春が来た」「チューリップ」を用意しているので付属のサンプルデータを見てもらえば分かりやすいと思います。

《 問題点 》

 プチコン3号のTALK命令の仕様の問題でパラメータ自動セット後の文字数が256文字以内(歌詞データだと概ね10文字以内)しか、一度に歌わすことができません。
 それを超える場合には分割して歌わせることになりますが、TALK命令の仕様の問題で命令を実行して発音するまで20フレームくらいの時間がかかります。
 あと複数の音符の譜面データを歌わせる場合は最後の音のみ半音2つ分くらい下がっています。(半音2つ分くらい上げると良い感じになるためサンプルの「春が来た」「チューリップ」はそのようにデータを改良している)
 問題外の出来だった前作と比較するとびっくりするほど滑らかな歌声になった本作ですが、それでも上記の問題があるためプチコンmkII版の「棒歌ロイドOSP」と比べると明らかに劣ってしまいます。

《 改造点 》

 本作は前作とは比べ物にならないくらい滑らかに歌わせることができるようになったとはいえ、それでも若干リズムや音程がずれている部分があると感じるかもしれません。(前作はそれ以前の問題だった)
 そのためこのプログラムではある程度調整の融通が利くように設計しています。

 29E3.58.19を変えると発音する長さが変わります。
 29E3の値を大きくすれば全体的に長くなります。
 .58の値を大きくすれば長い音がより長く、短い音がより短くなります。
 .19の値を大きくすると音が長くなります。(長い音ほど影響を受けやすい)

 60031E528E3を変えると発音する高さが変わります。
 600を大きくすると全体的なピッチ幅(半音の音の変わり方)が大きくなります。
 31E5を大きくするとピッチ幅が大きくなります。(低い音ほど影響を受けやすい)
 23E3を大きくすると全体的に音が高くなります。

 音感のある人はこれを参考にしてぜひ改善してみてください。

《 更新履歴 》
2019/3/17 ver.1.0 公開
2019/4/30 ver.1.01 公開(音程を微調整)




No.38
SIMPLE RACING QSP
初出公開日 2019年3月9日
最終更新日 2019年4月30日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 Q3NDZ473 】、ファイル名「1GQ_RACE
※公開キーはver.1.02のものです。ver.1.02a「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 タイムアタックが熱い、シンプルなレースゲームです。
 このゲームはQSP単体で動作するのがウリですが、コースデータのロードに対応した「SIMPLE RACING F」も用意しました。

《 操作方法 》

 スライドパッドでハンドルを左右に切ります。ボタンをどれか押すとアクセル、離すとブレーキです。(どのボタンでもアクセルボタンとして使えますがAボタンを使用時はゴールイン時にすぐにリトライとなるため注意が必要)
 3周でゴールとなります。画面左上の数字が現在の周回数(「3」だと3周目)、その右の数字がタイムです。
 ゴール時にはAボタンでリトライが可能です。

 シンプルな内容ですが、QSPのレースゲームの中では最高の面白さなので、ぜひプレイしてみてください。
 タイムアタックが熱くなるようにアクセルワークとライン取りに特化したゲーム性になっています。スピードメーターは無いですがエンジン音で速度が判断が可能です。

 ちなみに私の(2019/4/30時点の)ベストタイムは17.14秒です。この記録を目指して頑張ってください。

《 記録の目安 》
SSランク
16秒台
神レベル
Sランク
17秒台
めちゃすごい
Aランク
18〜19秒台
すごい
Bランク
20〜21秒台
まぁまぁすごい
Cランク
22〜24秒台
普通
Dランク
25秒台〜
あと一歩

《 プチコンBIG使用時の注意点 》

 このゲームはプチコンBIGで問題なく動作しますが、STICK関数の戻り値がプチコンBIGとプチコン3号では少し異なっているためプチコンBIGでプレイした方がカーブが曲がりやすく良いタイムが出やすくなっています。
 プチコンBIGでプチコン3号と同一条件でプレイしたいという場合は、A=A+V/25の部分をA=A+V/25*.875に変更してください。

《 更新履歴 》
2019/3/9 ver.1.0 公開
2019/3/9 ver.1.01 公開(ゴール時にGOALの文字を表示)
2019/3/16 ver.1.02 公開(背景に緑を表示)
2019/4/30 ver.1.02a 公開(マニュアルの大幅な加筆修正)




No.37
簡易水準器 QSP type B
初出公開日 2018年9月23日
プチコンBIGでは一部問題はありますが使用は可能です

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_LVB
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 物体がちゃんと水平、垂直になっているかどうかを0.1度単位で計測できるプログラムです。

《 操作方法 》

 画面上の白の十字線が基準線でピンクの線が基準線からのずれです。白とピンクの線が一致していればきちんと水平、垂直になっていることが分かりますが、標準バージョンでは表示が荒ぶっていてやや使いにくいですが、type Bはなめらかに動き使いやすいです。(※ただし、標準バージョンにあった角度計機能は削除されています)


 面が水平になっているかどうかを調べたい場合は十字線の交点でどちら向きにどの程度傾いているかが分かります。具体的に何度傾いているかどうかを知りたい場合は横線がほぼ一致するように本体の向きを調整してください。
 面が垂直になっているかどうかはBボタンを押してモードを垂直に切り替えて同様の操作を行います。

 壁に貼られたポスターなど見た目が水平、垂直になっているかどうかを調べたい場合は少し離れた位置から本体を顔の前に置いて水平の場合は本体の下側の部分、垂直の場合は本体の横の部分を調べたい物の向きと合わせます。
 面の水平を計測する場合と同じく白とピンクの縦線のずれで水平、垂直になっているかどうかや何度ずれているかも具体的に分かります。

※プチコンBIGで使用する場合はWiiU Game Padの形状の問題で計測精度はやや低めになります。





No.36
簡易毛筆2 QSP type B
初出公開日 2017年11月12日
最終更新日 2017年11月25日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 DF324S3 】、ファイル名「1GQ_FD2B

《 実行時のスクリーンショット 》


 毛筆のようなタッチで描けるお絵かきツールです。「入り」「抜き」だけではなく毛筆のような「にじみ」「かすれ」も表現が可能です。QSPながらアルファチャンネルに対応して濃淡を活かしたなめらかなにじみを表現できます。

《 操作方法 》

 基本的な操作は通常の「簡易毛筆2 QSP」とほぼ同じです。

極細
十字ボタンを押さない
十字ボタン
十字ボタン
十字ボタン
極太
十字ボタン
ホワイト
Lボタン もしくは Rボタン
※ボタンを押している間有効
ロード
起動時に自動的に行う
※すぐに前回の続きから描くことが可能!
※筆の太さ変更はボタンを押している間のみ有効となります。
 ホワイト使用時も同様に筆の太さは変更可能です。
 太筆、極太筆は十字ボタンを斜めに入れることで微妙に太くできます。
 アンドゥは無いですが、ソフトの使用用途を考えると問題ないでしょう。


 なお、セーブ機能は搭載されていません。セーブをするためには一旦中断をしてDIRECTモードで、SAVE"GRP1:(ファイル名)" としてください。KEY 5,"SAVE"+CHR$(34)+"GRP1:@"+CHR$(34)+CHR$(13) をあらかじめ実行しておけばDIRECTモードでF5を押すだけで一時ファイルへの上書き保存が可能になります。
 キャンバスの初期化(全消し)はホワイトで少しずつ消すのが面倒であれば、DIRECTモードでGCLS-1を実行すると良いです。

 やはり、このtype Bの一番のウリはアルファチャンネルに対応したなめらかな描画です。これは説明するよりも実際に書いてもらうのが一番です。通常版でもにじみは表現されていますが、アルファチャンネルに対応したtype Bのにじみはそれとは別次元です。太筆(もしくは超極太筆)を使えば他のプチコン3号ソフトでは味わうことができない毛筆らしさを体感することが可能です。
 また、太さ最小の超極細においては通常版では点の途切れ具合で抜きを擬似表現していましたが、、アルファチャンネルに対応したtype Bでは濃淡で太さが表現できるため極細筆でも入り抜きをキレイに表現することが可能になっています。



 QSPでは普通の実装では不可能なアルファチャンネル処理による毛筆表現ですが、私の2年間のQSPのプログラミング技術向上のお陰で何とか実装することができました。

《 改造点 》

 どうしても、セーブ機能がないと困るという人はリスト末尾のGOTO@Lの前に ON B==64GOTO@L:SAVE"GRP1:@" を入れることで通常版と同じようにXボタンで一時ファイルへの上書き保存が可能です。

 アルファチャンネルの設定はプログラムの C=G+(B>#Y)*96-323296 の部分を書き換えることで対応が可能です。
 32が筆のアルファチャンネル値となっています。これを小さくすること(値は8の倍数値に設定)でより細かい濃淡表現が可能になりよりなめらかな表示となりますが、全体的に色が薄くなります。(細い筆ほど影響が出やすい)  96が筆のアルファチャンネル値とホワイトのアルファチャンネル値を足したものです。標準では筆のアルファチャンネル値は32なので96-32=6464がホワイトのアルファチャンネル値となります。筆のアルファチャンネル値を8、ホワイトのアルファチャンネル値を16に設定する場合は、「32の部分を8」、8+16=24で「96の部分を24」に書き換えてください。
 アルファチャンネル値を8か16に設定して極細筆を使うと鉛筆のようなタッチとなります。

※極太筆の処理は非常に重く旧3DSや2DSでは激しく処理落ちするためNew3DSでの動作を推奨します。
 旧3DSや2DSでも太筆ならば処理落ちは軽微、中筆以下ならば処理落ち無しです。


《 更新履歴 》
2017/11/12 ver.1.0 公開
2017/11/25 ver.1.1 公開(起動時に画面初期化の機能を追加、筆の太さを通常版とほぼ同じに変更)




No.35
簡易毛筆2 QSP
初出公開日 2017年11月12日
最終更新日 2017年11月25日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 DF324S3 】、ファイル名「1GQ_FD2
《 実行時のスクリーンショット 》


 毛筆のようなタッチで描けるお絵かきツールです。「入り」「抜き」だけではなく毛筆のような「にじみ」「かすれ」も表現が可能です。

《 操作方法 》

 前作の「簡易毛筆QSP」と基本操作は概ね同じです。

極細
十字ボタンを押さない
十字ボタン
十字ボタン
十字ボタン
極太
十字ボタン
ホワイト
Lボタン もしくは Rボタン
※ボタンを押している間有効
セーブ
Xボタン
※単独で押している場合のみ有効
ロード
起動時に自動的に行う
※すぐに前回の続きから描くことが可能!
※筆の太さ変更はボタンを押している間のみ有効となります。
 ホワイト使用時も同様に筆の太さは変更可能です。
 太筆、極太筆は十字ボタンを斜めに入れることで微妙に太くできます。
 アンドゥは無いですが、ソフトの使用用途を考えると問題ないでしょう。


 なお、セーブは一時ファイル(ファイル名は「@」)への上書き保存となっています。上書きされては困る場合は簡易GRPビューアQSP(ファイル名:1GQ_GRPV)を使えば別名保存やファイル名変更が可能です。
 キャンバスの初期化(全消し)はR+Yボタンを押しながら画面を大きく円を書いてください。これは画面よりも太い筆によるホワイトで消しているためゆっくりと消えていきます。

 基本的にタッチペンを動かす速度で太さが変わります。毛筆で書いているようなイメージでゆっくり書けば毛筆っぽく書くことができます。「入り」はタッチの時間によって太さが変わるのでタッチして上手いタイミングで動かせばキレイな「入り」が表現できます。「抜き」は速さで太さが変わるのを利用します。徐々に速くしていけば「はらい」となり、一気に速くしていけば「はね」となります。
 例えば「あ」「い」という文字もここまで表現が可能です。(このスクリーンショットはアルファチャンネル対応の簡易毛筆2 QSP type Bを使用)



 なお、すばやく書けば線がかすれ、線の周りはにじんだ感じになっているのですが、これは私が独自に考案したドーナツ型ブラシによって行われています。普通のエアブラシではエッジがはっきりしない状態でぼやけた感じになりあまり「にじみ」っぽくないのに対してドーナツブラシではエッジを残した状態でドットが広がるため「にじみ」っぽくなってくれます。




《 更新履歴 》
2017/11/12 ver.1.0 公開
2017/11/25 ver.1.1 公開(処理速度を向上し旧3DSの処理落ちを改善)




No.34
簡易音姫 QSP
初出公開日 2017年11月10日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_TOTO
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 プチコン3号で大音量でサウンドを鳴らすツールです。「トイレに入ったら音姫が付いて無かった」等の場合に活用してみてください。

《 操作方法 》

 使い方は簡単でABXYボタンで鳴らしたい音(MML)を選択するだけです。  ABXのMMLは30秒間大音量で鳴ります。  Yボタンを押した場合はあらかじめ入っているMMLではなく自分でMMLを入力すればそれが大音量で再生されます。無限ループの再生となるため止める場合はLもしくはRボタンを押してください。

 実際にどの程度音量が大きくなっているかはダイレクトモードで BGMPLAY"@386T2C" を再生して比較すれば一目瞭然だと思います。動作原理は単純で同じ音をプチコン3号の仕様限界である8トラック分重ねて出しているだけです。これによって、振幅が大きくなるため音が大きくなるわけです。
 しかし、最大16音というハードウェアの仕様限界があり強引に音を大きくしているためその仕様限界を超えてしまう可能性が非常に高いためMMLによっては音飛びをしてしまう恐れがあります。大きな音を出すのが目的のこのツールでは問題ありませんが。




No.33
PETIT PAINT 2 QSP
初出公開日 2017年11月8日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 VK2K4DHP 】、ファイル名「1GQ_PNT2

《 実行時のスクリーンショット 》


 カラーに対応したお絵かきツールです。PETIT PAINT QSPと同じくブラシの太さに連動したカーソル付きの円形ブラシがウリです。

《 操作方法 》

 基本的な操作方法はSIMPLE PAINT QSPと同じです。
極細ペン
十字ボタンを押さない
ペン
十字ボタン
ペン
十字ボタン
ペン
十字ボタン
極太ペン
十字ボタン
色変更
Xボタン
スポイト
Lボタン(もしくは Rボタン) + 画面タッチ
※ボタンを押している時にタッチしたドットの色を取得
セーブ
RYボタン 
もしくは LRボタン
ロード
起動時に自動的に行う
※すぐに前回の続きから描くことが可能!
 消しゴム機能はキャンバスの色をスポイトで取得して描画することで可能です。(レイヤー機能はないので透明色を考慮する必要がない)
 アンドゥは無いですが、ラクガキ絵専用と割り切れば問題ないでしょう。


 パレットにない色を使いたい場合はXボタンを押した後、RGBで指定します。RGB(240,160,128)の色ならば240,160,128と入力します。  ちなみにRGB指定した色と描画色は別管理されているためXボタンを押して空入力すれば現在の描画色を前回RGB指定した色に変更できます。スポイトボタンを押しながらXを押して空入力すれば簡単に黒を選択できます。

 セーブは一時ファイル"GRP1:_"への上書き保存を行います。これはファイル名を決める煩わしさがないため楽なのですが、上書きされては困る場合は簡易GRPビューアQSP(ファイル名:1GQ_GRPV)を使えば別名保存やファイル名変更が可能です。

 キャンバスの右側に表示されているパレットはフォルダに同梱されている「パレットGRPメーカー2 QSP」(ファイル名:1GQ_GRP2)を使うことで変更が可能です。



 パレットGRPメーカー2を起動すると階調入力となるためここでRGB各何階調のパレットを生成したいかを選びます。入力する数字はR、G、Bが各何階調にするかというものなのでこの数字を3乗したものが実際の色数になります。(2ならば8色、3ならば27色、4ならば64色・・・となる)



 パレット上の上は普通にスポイトで取得できます。ちなみに、1つ1つのブロックは右上がR成分が高く、左下がG成分が高くなっていて、下のブロックほどB成分が高くなっています。したがって、2ブロック目の上から2番目、左から2番目のようにブロックと上、左から数えた場所が同じ場所にある色はR、G、Bの成分が同じになるためグレーになっています。
 なお、パレットはGRP面に直接描画されているためこの上から何か描画したら消えるため注意してください。
 パレットが消えてしまいパレットのみ新しく表示したい場合は一旦一時ファイルにセーブした後にパレットGRPメーカー2を起動した直後にBボタンを押し続けてください。(キャンバスの初期化をする場合はBを押さずに起動)
 またパレットが右ではなく「左の方が良い」という人は十字ボタンの左を押すと左に位置するパレットが生成されます。

 このPETIT PAINT 2 QSPはSIMPLE PAINT QSPでは削られてしまったブラシ連動カーソル機能が付いた円形ブラシです。これによって、非常に描きやすくなっています。特に描いた後で消しゴムで削るという方法を用いている人は消しゴムの有効範囲が一目で分かるためとても便利です。
 この手のブラシ連動カーソルはPC用のお絵かきツールでは普通に搭載されていますが、プチコン3号用では搭載されているのはPETIT PAINT QSPシリーズのみとなっていて非常に貴重だと思います。




No.32
簡易漫画ビューア QSP
初出公開日 2017年11月5日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 QKHED433 】、ファイル名「1GQ_MNGV

《 実行時のスクリーンショット 》


 連番のGRPファイルを簡単に閲覧できるツールです。512x512までのサイズにスクロールで対応しています。

《 操作方法 》

 このツールは「任意の名前+連番2桁の数字」で構成されたファイル名のGRPの表示に対応しています。
 まず最初に(連番部分を省いた)ファイル名と再生開始ページを「 , 」(カンマ)で区切って入力します。サンプル用にMANGA01MANGA04という4つのファイルをフォルダに同梱していますが、例えばいきなり2ページ目から見たいという場合は MANGA,2 と入力してください。1ページ目から見る場合は1を省略して MANGA, だけでOKです。

 十字キーの左右でページめくり、スライドパッドでスクロールができます。最終ページから次に進むかファイル自体が存在しない場合は自動的に終了します。
 現時点のページはF1に表示されています。最終ページから再開したい場合はF1に入っている数字を活用すると簡単です。

 漫画ということで、GRPの枚数が増えて公開時にはフォルダのサイズが大きくなってしまうのが懸念されるため簡易的な圧縮プログラムを同梱しています。(ファイル名:MNGV_TR)
 このプログラムはプチコンBIGに標準で行われているGRPの圧縮保存機能を活用しているため使用するにはプチコンBIGが必要です。
 元のファイル名と返還後のファイル名(両者とも任意部分のみで連番部分は省略する)を入力してメッセージに従ってAボタンを押すだけでOKです。ファイルにもよりますが、これで数分の1〜数10分の1に圧縮されます。
 サンプルの4枚のGRPも無圧縮だと全部で2MBなのですが圧縮後は36KBへと50分の1以下のサイズになっています。(色数が少ないものや同じ色で塗りつぶされているものは比較的圧縮されやすい)
 プチコン3号用の圧縮ツールは多くの方が作っていますが、これはただのGRPなので特別なツールを使わなくてもプチコン3号で普通に読み込み可能というメリットがあります。




No.31
簡易グラフ QSP
初出公開日 2017年11月3日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 VD5V23J4 】、ファイル名「1GQ_GRPH

《 実行時のスクリーンショット 》


入力した数式のグラフを表示できます。グラフの拡大・縮小もできます。

《 操作方法 》

 このプログラムはスロット0で動作させてください。(スロット1も使用します)

 
プチコン3号が実行できるすべての関数、演算子に対応しています。例えば y=sin x のグラフを表示したい場合はプチコン3号の書式に合わせて SIN(X) と入力します。"Y=" の部分は入力は不要です。
 ちなみにINPUTの仕様上、引数が2つ以上の関数には対応できません。(INPUTをLINPUTに変更すれば対応が可能)
 それ以外はどんな関数でも対応ができますが、表示可能範囲外、演算可能範囲外になる場合はグラフ表示はできません。
 十字ボタンの上で2倍拡大、下で2分の1に縮小ができます。「-20<X<20」というのは画面表示されている部分の範囲です。拡大すれば範囲が小さくなり、縮小すれば範囲が大きくなります。

 Y=X AND 3という関数のグラフも表示が可能です。X AND 3の部分のみ入力)



 これを見てのように0、1、2、3を繰り返す階段状のグラフになっていることが分かるでしょう。実は、不連続な関数であり正しくは階段の横線のみで縦線は不要なのですが、このツールの仕様上不連続な関数であっても縦線が表示されます。

 0、1、2、3を繰り返すというとX MOD 4がありますが、これをグラフ表示してみると下記のようになります。



 X AND 3X MOD 4は正数部分では同じですが、負数部分では挙動が異なっていることがグラフからも一目瞭然だと思います。

 普通に関数のグラフ表示をするのに使ってみてもいいのですが、こんな感じで疑問に感じたことをいろいろと試してみるとプチコン3号への理解が深まると思います。




No.30
カラーマスター QSP
初出公開日 2017年10月29日
プチコンBIGでは一部問題はありますが使用は可能です

《 プログラムリスト 》

公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_COL
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


絶対色感の限界に挑む単純明快な色当てゲームです。

《 遊び方 》

 画面左に四角形が表示されているのでその色をRGBで答えていくだけです。例えばRGB(200,160,128)だと思ったら200,160,128と入力してください。
 答えを入力したら正解が表示されます。その際には正解値との差を表示するとともに入力した値がどんな色かも右側に表示されるため正解からどれだけ外れているかも一目瞭然です。
 入力した値がぴったり正解してなくても合格ラインにの範囲内であれば次のレベルに進むことができます。合格ラインの範囲外の大きな間違いであれば一発でゲームオーバーとなり、スコアを表示します。
 Aボタンでリトライです。


《 画面表示説明 》

 Lv:現在のレベル

 レベルが上がるごとに合格ラインはどんどん厳しくなります。(256→128→64→32・・・となっていく)

 QF:合格ライン

 入力した値と正解の値とR、G、Bの差分を合計した値の許容範囲です。(正解値との差は入力後に下画面に表示される)
 QF=256ならばR、G、Bの値のずれを合計したものが256以下ならば合格です。QF=0になるとR、G、Bが完全一致のみ合格となります。

 色感には自信がないけど音感には自信があるという人は「音姫〜サウンドプリンセス〜QSP」に挑戦してみてください。

※プチコンBIGで使用する場合はDIALOG画面に隠れて結果が表示されませんが、DIALOGの問題を修正すれば普通に動作します。




No.29
簡易GPS QSP type B
初出公開日 2017年10月28日
プチコンBIGでは一部問題はありますが使用は可能です

《 プログラムリスト 》

公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_GPSB
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 太陽の高度を計測することで現在位置が地図上でどこなのかを表示することができます。標準の簡易GPS QSPに角度計機能を内蔵してQSP1つで完結するのがウリです。

《 操作方法 》

 基本的には簡易GPS QSPと同じですが、まずは太陽の高度を計測します。お昼頃の太陽が高くなっている時の高度を計測してください。(南中時刻がベターだけどそこまでの精度が高くないため12時前後であれば問題ない)
 計測したら現在時刻の太陽のおよその位置を元に地図上で大体どの辺かを表示します。

 QSPで角度計機能を内蔵している反面で精度をかなり犠牲にしています。そのため標準の簡易GPS QSPでは正確に計測すれば地図上で±1ドットくらいの誤差で済みますが、このtype Bは正確に計測しても数ドット程度の誤差(場合によっては10ドット以上の誤差)が発生してしまいます。お手軽さを取るならばtype Bの方がベターですが、そうではないならば標準の簡易GPS QSPの方がベターだと思います。

※プチコンBIGで使用する場合はDIALOG画面に隠れて結果が表示されませんが、DIALOGの問題を修正すれば普通に動作します。




No.28
簡易GPS QSP
初出公開日 2017年10月28日
プチコンBIGでは一部問題はありますが使用は可能です

《 プログラムリスト 》

公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_GPS
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 太陽の高度を計測することで現在位置が地図上でどこなのかを表示することができます。

《 操作方法 》

 このプログラムを使用するためにはまずは内蔵時計をある程度正確に合わせておく必要があります。できれば、誤差は1分以内になるようにしておいてください。
 その際に世界標準時との時差をプログラム最初の変数Uに入れておいてください。日本時間で設定している場合には時差は9時間なので初期値であるU=9から変える必要はありません。
 あとこのプログラムでは現在位置を知りたい場所での太陽の南中高度(太陽が一番高く上がった時の角度)を別途計測する必要があります。これには「簡易水準器QSP」(ファイル名:1GQ_LV)を用いると良いと思います。
 簡易水準器QSPで太陽の高度を計測する際に注意するのは太陽を直接見て角度を測るのは非常に危険ということです。本体を手に持った状態で本体の側面を太陽の方に向ける(本体上面がギリギリ影になるくらい位置にする)ことで角度を測れば安全に行えます。
南中高度が90度近くになると標準の水平モードだと誤差が大きくなるため垂直モードに切り替えて「90度−表示高度」の値を入力した方が正確に行えます。



 南中高度が分かったらこの簡易GPS QSPを起動してその値を入力するだけです。すると現在の日時から太陽のあるべき位置を計算してそれを元に現在位置を推測します。(人型のカーソルがある場所が現在位置)
 正確に計測できれば地図上で±1ドットくらいの精度で表示が可能です。

 南中時刻は日本国内だと日本標準時で11時〜13時の間ですが、日付や場所によってその時刻は変わります。(日本標準時の基準となる東経135度だからといって常に12時に南中するわけではない)
 いつ南中するか分からない太陽を12時のずっと前から待ちかまえていて太陽の位置が頂点に達する(南中する)までひたすら太陽の高度を計測し続けるというのは大変と思うので大体の南中時刻を知りたい場合は現在地を知りたい場所での前日の日の出、日の入り時刻を足して2で割ると良いです。これで誤差1分以内の南中時刻が分かります。

  例:日出6時0分、日入16時50分ならばその中間の11時25分頃が南中時刻

 この簡易GPS QSPは日本国内でならばそれなりの精度で計測が可能というのを下記の国立天文台のデータを元にテストプレイしてみて分かっていますが、海外では試していません。海外に在住の方はぜひ試してみてください。(基本的に北半球でないと正常動作はできません)

《 動作確認の方法 》

 正常に動作をしているかのテストをしたい場合は国立天文台のホームページ(外部リンク)に日本各所の南中時刻と南中高度が記載されているのでその値を入力してみてください。
 時刻は角度を入力した時刻が自動的に指定されるためホームページに記載のデータを入力してテストプレイする際には時刻計算のT=M+H*60-1の部分をT=720(午前12時ちょうどの場合)のように書き換えてください。なお11時30分ならばT=690、12時30分ならばT=750のように1分ごとに値を1変えてください。(ちなみに元の時刻計算で簡易水準器QSPから簡易GPS QSPを起動するのにかかる時間を想定しているため「-1」をしている)

 2017年10月28日の東京における南中時刻は11時25分、南中高度は41.2度なのでT=685にプログラムを書き直して南中高度は41.2を入力してみてください。冒頭のスクリーンショットのように人型のカーソルが東京付近に表示されていれば正常動作をしています。

《 プログラムの簡単な仕組み 》

 このプログラムには南中時刻や高度を計算して実際の計測と照合することで現在位置を計測しています。しかし、その南中高度をまともに計算したらとてもQSPには収まりません。

 南中高度=90度−観測場所の緯度+太陽の視赤緯
 太陽の視赤緯は下記の式で求めることができます。
 0.006918-0.399912*cos(khi)+0.070257*sin(khi)-0.006758*cos(2*khi)+0.000907*sin(2*khi)-0.002697*cos(3*khi)+0.001480*sin(3*khi)

  ※khi=元旦からの経過日数*2π/365

 したがって、このプログラムはかなり単純化したオリジナルの計算式を使用しています。太陽の視赤緯の計算をCOS((D-170)/57.3)*23.4と簡略化しました。(Dが元旦からの経過日数)
 これでも、有効数字は2〜3桁あるので今回の場合だと問題ないと思います。

※プチコンBIGで使用する場合はDIALOG画面に隠れて結果が表示されませんが、DIALOGの問題を修正すれば普通に動作します。




No.27
簡易水準器 QSP
初出公開日 2017年10月22日
最終更新日 2017年10月28日
プチコンBIGでは一部問題はありますが使用は可能です

《 プログラムリスト 》

公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_LV
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 物体がちゃんと水平、垂直になっているかどうかを0.1度単位で計測したり、遠くにある物体の角度(仰角、俯角)を計測したりできます。

《 操作方法 》

 画面上の白の十字線が基準線でピンクの線が基準線からのずれです。白とピンクの線が一致していればきちんと水平、垂直になっていることが分かりますが、プチコン3号の仕様上加速度センサーの取得の値が安定していないためピンクの線は結構ぶれます。

 面が水平になっているかどうかを調べたい場合は十字線の交点でどちら向きにどの程度傾いているかが分かります。具体的に何度傾いているかどうかを知りたい場合は横線がほぼ一致するように本体の向きを調整してください。
 面が垂直になっているかどうかはBボタンを押してモードを垂直に切り替えて同様の操作を行います。
 表示が速すぎて見えない場合はAボタンで表示の一時停止と解除ができます。



 壁に貼られたポスターなど見た目が水平、垂直になっているかどうかを調べたい場合は少し離れた位置から本体を顔の前に置いて水平の場合は本体の下側の部分、垂直の場合は本体の横の部分を調べたい物の向きと合わせます。
 面の水平を計測する場合と同じく白とピンクの縦線のずれで水平、垂直になっているかどうかや何度ずれているかも具体的に分かります。



 角度計として使うには水平モード(標準モード)に設定して本体を半開きにしてAボタン側から目的物の方を見ます。
 New 2DS LLならばAボタンとBボタンの隙間からちょうど十字ボタンの上端が見えるような向きにするとライフルのような正確な照準となります。(3軸すべてにおいて正確に向きを合わせられる)
 仰角、俯角が90度近くなると誤差が出やすくなるため垂直モードに切り替えるとベターです。(90度との差分で角度が分かる)



「簡易歩数計QSP」の物体の高さ計測機能や「簡易GPS QSP」の南中高度入力に用いると便利です。


《 改造点 》

 この簡易水準器QSPはプチコン3号の加速度センサーの仕様上の問題で表示が細かく動いて使いにくいという問題がありますが、これは以下のような変更を加えて線形補完を行うことでなめらかな変化にすることが可能です。

 ACCELの戻り値をPQRに変更
 GLINEの前に以下のプログラムを追加
  K=0.02
  X=P*K+X*(1-K)
  Y=Q*K+Y*(1-K)

 Kの値を変えればなめらかさが変わります。
 なお、この改造を施したものは「簡易水準器(改)」(ファイル名:LV_KAI)として「おちゃめQSPコレクション」に収録しています。
 この改善を行った上でさらにQSPに収めた「簡易水準器QSP type B」も作りました。

※プチコンBIGで使用する場合はWiiU Game Padの形状の問題で計測精度はやや低めになります。

《 更新履歴 》
2017/10/22 ver.1.0 公開
2017/10/28 ver.1.0.1 公開(画面表示文字のミスの修正)




No.26
簡易歩数計 QSP
初出公開日 2017年10月14日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_PEDO
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 歩数計プログラムです。歩数を元に距離を求めたり角度を別途計測することで電柱等の高い物体の高さを求めることもできます。

《 操作方法 》

 起動をすればすぐに計測開始となります。
 プチコン3号の仕様上スリープ状態での計測はできないため簡易歩数計を起動した状態で歩く必要があります。その際は画面を見ながら歩いたら危険なので本体を両手に持った状態で正面を向いて歩いてください。(精度を高めているのでそれでもほとんど問題なく計測が可能)
 物体の高さを計測する場合は歩数を元にした物体までの距離と角度が必要です。距離はこの簡易歩数計QSPで計測可能ですが、角度の計測機能はないため別途「簡易水準器QSP」などであらかじめ計測しておいてください。



 なお、物体の上に登ることが可能であれば高さ計測は簡単にできます(電柱へ登るのは業務上以外は違法となるため注意)。というわけでネタで作った「超簡易高度計QSP」です。(リストのみの公開)
 ツールを起動した状態で落下させるだけです。落下時に本体が壊れてなければ高さが分かります。数cm単位での計測が可能なので高い場所からでは落とすのではなく少し高低差を知りたい場合には活用できるのではないかと思います。(数10cmの落下でも本体に衝撃が加わるので使用は自己責任で)

 ちなみに簡易歩数計の動作原理を簡単に説明すると上下に異なるしきい値を用意してそのしきい値を超えたらフラグが立ち一定の時間経過後にカウントされます。その間は細かい振動ををスルーすることで精度の高い計測が可能になっています。



《 設定変更の方法 》

 基本的に歩数を測るだけならばベターな状態に設定してあるので弄る必要はありません。  しかし、距離を測ったり高さを測ったりする場合は設定を変える必要があるし、人によって歩き方が異なるため標準設定が必ずしもベストなものではありません。というわけで、その変更方法について書きます。
 設定は基本的に最初の行の4つの変数の値で変えられます。

変数Hの値
使用者の身長を示す。初期値は150cm。
※プチコン3号の利用者で多いと推測される小学高学年から中学生の身長を考慮
変数Lの値
歩幅を示す。初期値は身長×0.4。
※「私の歩幅は約70cmある」とか分かっている場合はL=70と設定しておくと良い
変数Sの値
歩数計の感度を示す。初期値は0.07。
小さい値を設定するほど敏感になるけど誤動作しやすくなる。
標準では感度をやや高めにしているので誤動作が目立つ場合は0.1〜0.2に変更すると良い。
変数Iの値
目線の高さを示す。初期値は身長-9cm。
高さ計測時のみ有効となる項目。
100cmの台の上に本体を乗せて計測という場合はI=100のように設定するとより正確に計測可能となる。

※プチコンBIGで問題なく使用できますが、WiiUの仕様上、本体からWiiU Game Padを一定以上の距離を離して使用することができないため使用環境に制約があります。




No.25
簡易目覚まし時計 QSP
初出公開日 2017年10月14日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_CLOK
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 シンプルな目覚まし時計です。

《 操作方法 》

 Bボタンでアラーム時刻を設定できます。アラームは24時制で時、分それぞれ2桁で入力してください。例えば朝6時ちょうどに鳴らす場合は 06:00 と入力します。
 鳴っているアラームはL+Rで止めることができます。  なお、アラームは基本的に毎日指定時刻になるためONにするのを忘れて寝過ごすという心配は要りません。
 アラームが鳴ったら困る場合はアラーム時刻設定で OFF と入力してください。(OFFにするのは鳴らないのが分かりやすくするためなので実際は存在しない時刻ならば何でもいい)

 ちなみに、アラームはいろいろ試してみて最もやかましい音を選択しました。アラーム時刻になると音だけではなく画面も派手に点滅するので目覚ましとしては有用だと思います。




No.24
簡易カレンダー QSP
初出公開日 2017年10月14日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_CLND
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 今月のカレンダー、任意の付きのカレンダーを表示することができます。

《 操作方法 》

 まず、最初に YYYY/MM 形式で表示する年月を入力します。(西暦4桁、月が2桁なので2018年1月ならば 2018/01 と入力)
 なお、仕様上1901年1月〜2099年12月の範囲が有効です。

 年月を空入力の場合は今月のカレンダーを表示します。今月が2017年10月ならば 2017/10 とか入力せずに済むので非常に楽だと思います。

※プチコンBIGで使用する場合はDIALOG画面に隠れて結果が表示されませんが、DIALOGの問題を修正すれば普通に動作します。




No.23
簡易単語帳 QSP
初出公開日 2017年9月18日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_TNGO
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 英単語等の暗記を行いたい場合に非常に便利な実用的なツールです。

《 操作方法 》

 このツールを使うためにはまず最初に単語帳(覚えたいもの)のデータを入力したファイルを用意する必要があります。動作用サンプルとして英単語を50語登録したファイルをフォルダに同梱しています。(ファイル名はSAMPLE)

 起動したら読み込む単語帳ファイルのファイル名を聞いてくるのでサンプルデータを試してみたいならば SAMPLE と入力してください。次に単語帳を表から見るか裏から見るか(反転表示)の選択になります。(表が英語、裏が日本語という単語帳を想定すると反転表示を選択した場合には日本語を見て英語で答える形になる) 裏から見たい場合は「1」を入力し、表から見たい場合は何も入力せずAボタンのみを押してください。

 入力が終わったら単語帳からランダムに出題されます。(シャッフルではなくランダムなので同じ問題が連続する場合もありますが仕様です)
 Aボタンを押すと正解を見ることができます。
 あとはひたすらこれを繰り返してください。

 紙の単語帳で英単語を覚えたい場合、実際に書かないので綴りが覚えられないという重大な問題がありますが、この簡易単語帳QSPならばその問題を解決することができます。
 日本語出題、英語で回答という場合だと日本語に対して英単語をキーボードから入力できます。綴りが合っているかどうかは自動でチェックしてBEEP音で知らせてくれます。(完全一致のみサポート)

《 単語帳ファイルの作り方 》

単語帳は表面に記載の項目、裏面に記載の項目を「:」(コロン)で繋いで1行ごとに分けて記述していきます。 なお、データの最後には「データの終わり」が分かるように改行マークのみの行を入れてください。

 (データの例)
 petit computer:プチコン
 hakase:ハカセ
 wanpaku:ワンパク君
 

 ※最後のは改行マークを示す)

 あとは、これを適当な名称を付けてテキストファイルとして保存すればOKです。



No.22
簡易GRPビューア QSP
初出公開日 2017年9月18日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_GVEW
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 GRP画像を閲覧しながらファイルの別名保存やファイル名変更もお手軽にできるツールです。

《 操作方法 》

 十字ボタンの左右で番号を±1、上下で番号を±10できます。
 AボタンでGRPを表示(左上320x240の範囲)、Bボタンでファイル名の変更(リネーム)、Xボタンで別名保存(コピー)ができます。画面にRとCという文字(それぞれ「リネーム」と「コピー」の略)が表示されているので間違えにくいと思います。
 ちなみに、ファイル名を入れない場合は自動的に「 _ 」となります。これはSIMPLE PAINT QSPPETIT PAINT 2 QSPのデフォルトファイル名となっていてこれらのQSPを使用する場合にはとても相性が良いです。

 なお、GRPではないDATファイルを開こうとするとエラーとなりますが、これはプチコン3号の仕様なのでやむを得ないです。(現時点ではエラーになる前にDATかGRPかを判断する方法はない)




No.21
あいのて QSP
初出公開日 2017年3月10日
プチコンBIGではエラーが出て起動しません

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_AITE
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 プチコン3号が貴方の独り言の話し相手になってくれます。独り言を聞いてくれる相手が欲しい人はぜひ使ってみてください。

《 操作方法 》

 RUNをした後は特に操作の必要はありません。
 本体に向かって適当に独り言を言ってください。するとタイミングを見て相槌を打ってくれます。

 ちなみにマイクが反応している時は画面が点滅しているため分かりやすくなっていると思います。
 なお相槌を打つ準備ができたら画面が赤くなります。

 画面左上の数字はデバッグ用の数字(左がマイク反応時間、右が無反応時間)です。下記の改造を行った際に正常に動いているかどうかの確認にでも使ってください。(マイク反応時間は一定以上の無反応時間で0にクリアされます)
 
《 改造点 》

 相槌は「うんうん」「へ〜〜〜〜」「なるほど」の3種類をランダムで行いますが返す言葉が3種類では少ない(もしくは言葉自体を変えたい)という人はDATAにどんどん付け足してください。冒頭の変数Mがメッセージの種類となっているので例えば5種類に増やしたらM=5と変更してください。

 現時点で最適に調整しているので特に問題はないと思いますが、変数TKSLの値を変えると相槌を打つタイミングが変わります。小さい値にすればするほど相槌を打ちやすくなります。
 TKが相槌を打つまで必要な時間(マイク反応時間)、SLが言葉を発し終わってから相槌を打つまでの時間(マイク無反応時間)を示しています。(TK=0:SL=0とすると「タイミングを考慮せず暴発してしまうため小さければ良いというものではない)
 また変数LVの値でマイクの反応を変えることができます。小さい値にすればするほど敏感に反応します。発音時に適度に画面が点滅するようにプレイヤーの声の大きさや周囲の音に応じて調整してください。(常時点滅しっぱなしや大声を出さないと反応しないと正常な動作ができない)

※プチコンBIGで使用する場合には互換性のないマイク命令の部分を変更してください。




 このページでは公開番号21〜40のQSPを記載しています。
 公開番号1〜20のQSPはこちらのページに記載しています。
 公開番号41〜のQSPはこちらのページに記載しています。


RETURN (プチコン3号/BIGコーナーのトップにもどる) RETURN *MAIN (トップページにもどる)

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