プチコン3号 QSP (WIDTH 16の1画面プログラム) プチコンBIG対応(3)


 QSPとはプチコン3号のver.3.2.0で新たに加わったWIDTH命令を使いWIDTH 16の状態で編集画面の1画面(21文字×14行)にプログラムリストが収まっているものを示しています。Quarter Screen Program の略だけど実際は4倍角文字による1画面プログラムであり、文字数は通常の1画面プログラムの4分の1よりやや少なめとなっている)
 このページのQSPは「エディタの折り返しあり(標準設定)」「改行コードはすべて画面に含める」というルールで作っています。このルールにおいては使用できる文字数は最大293文字となりその制限でゲームやツール等を完成させています。
 QSPは制限が大きいですが、その制限があることで作りたいものがギュッと詰まったものになっています。ぜひ、皆さんもQSPを作ってみてください。

 なお、基本的にはQSPはプチコンBIGでも使用可能です。とはいえ、すべて問題なく動作するというわけではないためタイトル一覧の「プチコンBIG対応状況」をご覧になってください。
 プチコンBIGでQSPを作ってみたい方はしんいちさんが作った「QSP VIEWER for BIG」(公開キー【 R3NY3L4 】)を使ってみてください。詳しくはPetitverseのこちらのトピックス(外部リンク)を見て下さい。

 こちらのページに2015年の夏コミ(コミックマーケット88)において頒布した「プチコン3号 QSP完全マニュアル」を掲載しています。QSPを作る際の実戦テクニックを多数掲載しているので「自分でQSPを作りたい」という人はぜひご覧になってください。QSPを作る人はファンクションキーに "WIDTH 24-WIDTH()"+CHR$(13) を登録しておくとワンタッチでWIDTH 8とWIDTH 16を切り替えられるため便利です。
>  なお、2015年の冬コミ(コミックマーケット89)においてはさらに進んだQSP制作テクニックを記載した「プチコン3号 QSP完全マニュアル Part 2」、2017年の冬コミ(コミックマーケット93)ではQSP制作テクニックの究極版となる「プチコン3号 QSP究極完全マニュアル」を頒布しました。






《 タイトルリスト 》 ※公開番号(初出公開日)が新しい順に並んでいます。
 ※初出公開日、最終更新日はこのページ、Miiverse、twitterで公開した日付のうち最も早いものを記載しています。

公開番号
タイトル
ジャンル
最終更新日
プチコンBIG
対応状況
No.41
SIMPLE RACING F
(ゲーム)
2019年4月30日
No.40
お花つみ QSP
(ゲーム)
2019年3月23日
No.39
棒歌ロイド QSP 2
(ツール)
2019年4月30日
No.38
SIMPLE RACING QSP
(ゲーム)
2019年4月30日
No.37
簡易水準器 QSP type B
(ツール)
2018年9月23日
No.36
簡易毛筆 2 QSP type B
(ツール)
2017年11月25日
No.35
簡易毛筆 2 QSP
(ツール)
2017年11月25日
No.34
簡易音姫 QSP
(ツール)
2017年11月10日
No.33
PETIT PAINT 2 QSP
(ツール)
2017年11月5日
No.32
簡易漫画ビューア QSP
(ツール)
2017年11月3日
No.31
簡易グラフ QSP
(ツール)
2017年10月28日
No.30
カラーマスター QSP
(ゲーム)
2017年10月29日
No.29
簡易GPS QSP type B
(ツール)
2017年10月28日
No.28
簡易GPS QSP
(ツール)
2017年10月28日
No.27
簡易水準器 QSP
(ツール)
2017年10月28日
No.26
簡易歩数計 QSP
(ツール)
2017年10月21日
No.25
簡易目覚まし時計 QSP
(ツール)
2017年10月14日
No.24
簡易カレンダー QSP
(ツール)
2017年10月14日
No.23
簡易単語帳 QSP
(ツール)
2017年9月18日
No.22
簡易GRPビューア QSP
(ツール)
2017年9月18日
No.21
あいのて QSP
(ツール)
2017年3月10日
×
No.20
簡易地球儀 QSP
(ツール)
2017年12月9日
No.19
SIMPLE PAINT QSP
(ツール)
2015年12月23日
No.18
簡易毛筆 QSP
(ツール)
2015年11月13日
No.17
連射計測 QSP
(ゲーム)
2015年9月21日
No.16
簡易関数電卓 QSP
(ツール)
2018年9月23日
No.15
音姫 〜サウンドプリンセス〜 QSP
(ゲーム)
2019年4月30日
No.14
せつない見切り QSP
(ゲーム)
2015年7月22日
×
No.13
棒歌ロイド QSP
(ツール)
2015年7月20日
No.12
OMP
(ツール)
2015年7月12日
No.11
PETIT PAINT QSP type B
(ツール)
2015年11月13日
No.10
PETIT PAINT QSP
(ツール)
2015年10月31日
No.09
ストップウォッチ QSP
(ツール)
2017年9月17日
×
No.08
ラーメンタイマー QSP
(ツール)
2015年7月9日
No.07
簡易ものさし QSP
(ツール)
2015年7月8日
No.06
簡易分度器 QSP
(ツール)
2015年7月7日
No.05
簡易方位磁針 QSP
(ツール)
2015年7月6日
No.04
PETIT DRUM QSP
(ツール)
2015年7月5日
No.03
PETIT BAN QSP
(ツール)
2015年7月5日
No.02
PETIT KEYBOARD QSP
(ツール)
2016年7月24日
No.01
PETIT 100M QSP
(ゲーム)
2017年4月30日

※いずれのタイトルもリストの末尾に簡易マニュアルを記載しているため使用方法等が分からなくなった場合にはこのページを見なくてもその簡易マニュアルを見れば分かります。
 とはいえ、シンプルなプログラムばかりなのでマニュアルを見なくても使うことは可能だと思います。
 ジャンルは「ゲーム」「ツール」「その他」のいずれかを記載しています。
 ほぼすべてのタイトルに「QSP」が付いているのは将来的に「QSPではない」バージョンを作る可能性を考えて行っています。OMPに関してはこれがフルバージョンなので「OMP QSP」ではなく「OMP」としています。
 プチコンBIG対応状況はver.3.5.1で確認をしています。×はエラーが出て起動できないもの、は起動はするけど重要な問題があり実用にはならないもの、は一部問題はあるけど一応使用可能なもの、は現時点で問題が確認されてないものとなっています。

《 DIALOG使用作品の注意 》

 DIALOG命令をAボタン入力待ちとして使用している作品をプチコンBIGで使用の際はダイアログ画面が表示されることによって表示している文字等を読み取りができない場合があります。その場合はDIALOG""の部分をLINPUT A$に書き換えれば結果を読み取ることができなおかつAボタン入力待ちができるようになります。



《 おちゃめ QSPコレクション 》

2019年4月30日現在 《公開キー》 【 YKXKQ4H6 】 プロジェクトフォルダ名 OCHA_QSP190430
上記のナンバリングタイトルすべて+αをセットにして収録しています。

 《 注 意 》
 各タイトルごとに公開キーを記載していますが、タイトルごとの公開キーとこのセットの公開キーに含まれるプログラムはバージョン等が異なる場合があります。このQSPコレクションより後に更新されているものは最新のバージョンではないため個別の公開キーを使ってダウンロードしてください。また、公開キーは予告無く変更、削除される場合があります。
 QSPコレクションのフォルダ内にはランチャーソフトQSP MENU(これもQSPプログラム)、PETIT PAINT QSP等を使って私が描いたラクガキ絵(作例にあるもの)や各QSPを使用するために必要なデータ等も収録しています。
 フォルダ名の最後がバージョン(更新日付)なのでこれよりも古いQSPコレクションをすでにダウンロードしている場合は不要であれば削除して問題ありません。



 このページでは公開番号41〜のQSPを記載しています。
 公開番号1〜20のQSPはこちらのページに記載しています。
 公開番号21〜40のQSPはこちらのページに記載しています。






No.41
SIMPLE RACING F
初出公開日 2019年4月30日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_RCF
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。

《 実行時のスクリーンショット 》


 タイムアタックが熱い、シンプルなレースゲームです。
 SIMPLE RACING QSPはQSP単体で動作しますが、このゲームはコースデータをロードする方式にしたためより変化に富んだコースでプレイが可能になっています。

《 操作方法 》

 スライドパッドでハンドルを左右に切ります。ボタンをどれか押すとアクセル、離すとブレーキです。(どのボタンでもアクセルボタンとして使えますがAボタンを使用時はゴールイン時にすぐにリトライとなるため注意が必要)
 3周でゴールとなります。画面左上の数字が現在の周回数(「3」だと3周目)、その右の数字がタイムです。
 ゴール時にはAボタンでリトライが可能です。

 シンプルな内容ですが、QSPのレースゲームの中では最高の面白さなので、ぜひプレイしてみてください。
 タイムアタックが熱くなるようにアクセルワークとライン取りに特化したゲーム性になっています。スピードメーターは無いですがエンジン音で速度が判断が可能です。

 ちなみに私の(2019/4/30時点の)ベストタイムは19.54秒です。この記録を目指して頑張ってください。


《 プチコンBIG使用時の注意点 》

 このゲームはプチコンBIGで問題なく動作しますが、STICK関数の戻り値がプチコンBIGとプチコン3号では少し異なっているためプチコンBIGでプレイした方がカーブが曲がりやすく良いタイムが出やすくなっています。
 プチコンBIGでプチコン3号と同一条件でプレイしたいという場合は、A=A+V/25の部分をA=A+V/25*.875に変更してください。

《 コースデータ作成法 》

 このゲームはお絵描きツールで描いた「コースの絵」を自動的に判別してコースとして走行可能となります。そのため誰でも簡単に自由なコースでプレイが可能となっています
 コースデータを作成するには「透明色」「400x240のサイズ」に対応したお絵かきツールが必要になりますが、標準で用意されているスマイルツールの「お絵かき」機能で何ら問題はありません。

 コースの状態は色で判断しています。したがって、色を変えることで様々な状態のコースを作り出すことができます。
 色はRGB値のRの値で判断されています。Rが104以上であれば普通に走行可能な部分、Rが96以下(プチコン3号のGRPのR、G、Bの値は表示時に8の倍数値で丸められるため104未満を設定した場合は96になる)であれば大幅に減速する部分、透明色(A、R、G、Bがすべて0)であれば通行不可の部分となります。通行不可の部分は池や水路として活用できるように自動的に濃い青色となります。
 コースの座標(256,128)付近は通行不可の場所となるようなコースを作るのをオススメします。このゲームのデフォルトのコースではその部分には池を置いています。これはコースをショートカットして好タイムを狙うのを防ぐ役割があります。(通行不可であっても幅が1ドットか2ドット程度だとスピードが出ている場合に飛び越えられる可能性があるため注意)
 Y座標のみスタート場所を変えることができます。場所を変えた場合はプログラム内のY=40の値を変更しておいてください(ただし、Yの値は128未満とする)。スタート場所のX座標を変える場合は周回判定の部分を変更する必要があります。
 なお、「普通に走行可能な部分」と「大幅に減速する部分」を交互に置くことで少し減速する部分を作ることが可能です。このゲームのデフォルトのコースでは最終コーナーでこれが使用されていてF-ZEROにおけるダートのような効果を生み出しています。

 コースが完成したらそのGRPを適当なファイル名で保存してください。プログラム内のLOAD"GRP0:F."F.の部分を保存したファイル名に変更してください。
 自分で作ったコースをファイル名F.で上書き保存した場合はプログラムの書き換えは不要ですが、その場合はデフォルトのコースデータが消えてしまうので必要ならばあらかじめバックアップを取っておいてください。




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 公開番号1〜20のQSPはこちらのページに記載しています。
 公開番号21〜40のQSPはこちらのページに記載しています。

RETURN (プチコン3号/BIGコーナーのトップにもどる) RETURN *MAIN (トップページにもどる)

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