プチコンゲーム ダミーちゃん危機一髪

ダミーちゃん危機一髪 (ver.1.1)

【mkII専用】 2012年7月6日 公開

 「マ○ちゃん危機一髪」をインスパイアして作ったじゃんけんゲームです。

 プチコン公式サイトで公開している追加素材を使用しているためプチコンに保存しておいてください。
 必要なファイルは「例の四人組」からCHR:CBCH_X1CHR:SBCL_X01「置き換えフォント」からCHR:SBFT_J01CHR:SBFT_J02「汎用マップチップ」からCHR:SBBG_C03CHR:CBCH_X1です。フォントに関してのみ保存されていなくてもひらがな表示ができないだけで普通にプレイすることが可能になっています。

プレイ画面
QRコード(ファイル名:OCHADMMY)
QRコード

※プチコンの機種依存文字を使用しているためリストは用意していません。

《 遊び方 》

 さらわれてしまったダミーちゃんを助けるために変質者とじゃんけん勝負をします。[B]ボタンが「グー」、[Y]ボタンが「チョキ」、[X]ボタンが「パー」になります。(何となくそれっぽい形に見えると思うのでどのボタンがグー・チョキ・パーのどれになるのかは画面表示で出なくても分かると思う)
 見事変質者をやっつけてダミーちゃんを救えばステージクリアです。全3ステージで簡単なエンディングを用意しています。

 「じゃんけん」の手を選ぶときに[START]を押すとそのステージの最初からやり直すことができます。ピンチの時に使うといいでしょう。

《 プログラムについて 》

 このゲームは構想から完成まで約4時間(デバッグやステージやグラフィックの作成を除けば実際のコーディング時間は3時間弱)で作ったためにあまりたいしたことはやっておらず、リストも無駄が多いです。

 このゲームで肝となっているのはじゃんけんですが、勝敗判定においてはTipsコーナーで書いているように剰余を使えば簡単に判定が可能となっています。
 じゃんけんゲームではA=RND(3)のように3通りの乱数を発生させてそれでコンピュータが「グー」「チョキ」「パー」のどれを出すのかというのを決める場合が多いのですが、それだと勝敗が100%運で決まってしまいます。つまり、プレイヤーは「グー」「チョキ」「パー」を選んで出す必要はなく「グー」だけを出し続けても変わらないのです。

 そこで、このゲームではそれを改善すべくプログラムではプレイヤーの手を分析する簡単な思考ルーチンを搭載しています。これによって「グー」しか出さないプレイヤーに対してはコンピュータは「パー」ばかりを出すようになり、「グー」の後に「チョキ」を出すことが多いプレイヤーに対しては(プレイヤーが「グー」を出した後には)コンピュータは「グー」を出すことが多くなります。
 そうすることで適当に押すだけでは勝つのが難しくなり、最近プレイヤーが出した手からコンピュータが何を出すのかを予想してそれに勝てる手を出すという戦略性が生まれてきていると思います。(ちなみにこれは昔、ポケコン野球拳を作った時に考えたもの)

《 フリー素材 》

 このゲームで使用している包丁のグラフィックの素材を用意しました。
 危機一髪系のゲーム(?)を作る際に自由に使ってください。使ってないGRP面に描画してGCOPYで転送すると使いやすいと思います。

「包丁」素材

「包丁」グラフィック 描画プログラム
ACLS:GCOLOR 1
GLINE 25,0,10,30
GLINE 10,30,17,30
GLINE 17,30,17,33
GLINE 25,33,25,0
GLINE 25,7,13,30
GBOX 15,34,28,42
GLINE 28,42,32,43
GLINE 28,36,36,42
GLINE 36,42,36,45
GLINE 36,45,33,48
GLINE 35,45,37,50
GLINE 37,50,33,53
GLINE 35,51,37,54
GLINE 37,54,33,57
GLINE 34,56,36,58
GLINE 36,58,30,64
GLINE 30,62,30,65
GLINE 15,36,11,38
GLINE 11,38,6,50
GLINE 6,50,7,55
GLINE 7,55,12,62
GLINE 12,62,12,65
GLINE 9,65,40,65
GLINE 40,65,38,70
GLINE 38,70,40,120
GLINE 40,120,12,120
GLINE 12,120,9,65
GPAINT 24,6,13
GPAINT 24,15,1
GPAINT 16,35,7
GPAINT 30,45,9
GPAINT 20,67,10

《 プレイ動画 》



 このver1.1はtwitterで初出もの(ver1.0)と比べて以下の変更を行っています。


2012/12/19 追記

 「ダミーちゃん危機一髪」の英語版となるDMMY-chan was close call.を公開しました。メッセージがすべて英語になった他は大きな違いはなく北米版のプチコンにはTALK命令で音声出力されないのは寂しいので効果音を増やしています。
 それとこの日本語版では裏技扱いとなっていたデバッグモードを標準で公開しています。デバッグモードの入り方は起動時に[SELECT]ボタンを押しながら起動するだけです。
 このデバッグモードはコンピュータの思考ルーチンに使っているデータがプレイヤーにも見えるようになるというもので「次にプレイヤーがどの手を何%の確率で出すのか」という予想を計算によって求めています。これは日本語版では3つの数字のみがウィンドウ内に表示され左からグー、チョキ、パーの確率となっていますが、英語版では正式公開によってグー(Rock) 、チョキ(Scissor)、パー(Paper)が分かりやすく表示されています。


RETURN/RETURN *MAIN

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