萌え絵の描き方(顔の描き方初級編) | 萌えキャラの顔の描き方の手順を示したものです |
萌え絵の描き方(頭部と胴体の接合部分) | 正面、横、斜め、フカン、アオリの首から上の描き方を示したものです。 |
目の描き方 | 立体を意識した目の描き方です。 斜め顔の場合は手前の目より奥の目の方が横幅が短くなっていますが、これは奥行きの圧縮の影響ではなく顔が平面ではなく立体であることに起因しています。 カメラからの距離に対して目の幅や両目の距離の差が小さいため目を描く場合に奥行きの圧縮の影響はほとんど考えなくても良いです。 |
質感の表現方法 | 素材の違いによる質感の表現方法の仕方です。主に金属の表現について描いています。 |
浴衣講座 | 浴衣の構造を主に解説した浴衣の描き方講座です。 |
パンツ講座 | (R-15)女性用パンツの構造を主に解説したパンツの描き方講座です。 |
7頭身女性のアタリ | 成人女性の身体の比率を記した講座です。 |
少女のアタリ | 5頭身の少女や2.5頭身のSDキャラの身体の比率を記した講座です。 |
ためになる背景パースの大発見 (外部サイトへのリンク) |
漫画家のごとう隼平先生のパース講座です。一点透視図の奥行きを比例計算で求める方法を説明しています。(一点透視の奥行きは慣れてない人が感覚だけで描いてしまった場合に奥行きが不自然になってしまっていることが非常に多いため正しい基準を何らかの形で用意することが重要になってくるけどこれは基準となる長さを1カ所だけ計算で求めればいい) |
三点透視図の奥行き計算 | 上記のごとう先生の講座の「3m離れた30cm角のタイル」を一点透視ではなく三点透視で描く場合はどうなるかを数学的に計算したものです。 ごとう先生の講座は「一点透視」と明示しているのにこの三点透視のような考えの人(本来一点透視であれば床に対して平行な視線にする必要があるけどなぜか視心を床にあるタイルに向けて考えている人)が非常に多いため透視図法に対する正しい理解を持っている人は少ないと実感しました。 |
足線法との比較 | 一点透視図や二点透視図が正確に描ける作図法の1つとして足線法というものがあります。これはその描きたい物体を上から見た図を用意してSP(立点)、PP(投影画面)とVP(消失点)を設定すれば良いのです。(足線法の他にもM点法や介線法などがあるから詳しく知りたい人はWebで検索するか建築パースの本で勉強してね) 上記の比例計算による奥行き計算が正しく作図できる足線法と比べてどうなのかを数学的に考えてみました。結果は足線法と変わらないです。つまり、どういう手段で描くかという違いでしかなく足線法などの作図法を肯定している人が「長さを計算して描くのは正しくない」と否定するのは正しくないというわけです。(カンだけで自分が描きたいものが十分描けるので問題ないという人は理論も計算も不要) |
望遠レンズと広角レンズ | 広角レンズと望遠レンズは対角線消失点の距離で描き分けることが可能ですが、この場合はカメラ位置の違い(カメラから被写体までの距離の違い)が希薄になっている場合が多いため注意が必要です。奥行きの圧縮は距離によって発生するため望遠レンズ風に描いたつもりが奥行きが圧縮できてないのは距離の感覚が足りてないためです。 このタイルが正方形という設定ならば左右両方の対角線消失点(図では片側しか記してない)がキャンバスの両端にあるとき水平画角は90度(縦横比が3:2ならば18mm相当)の超広角になります。標準レンズ(水平画角40度程度)ならば左右の対角線消失点の距離をキャンバスの幅の2.5〜3倍くらいに設定する必要があります。 もしも、このタイルが正方形で水平線が途切れている部分がキャンバスの右端だとすると「望遠レンズ風」と書いた方は実は水平画角90度の超広角レンズで「広角レンズ風」と書いた方は魚眼レンズ以外ではありえないくらいの超広角レンズとなります。(ちなみに魚眼レンズは広角レンズとは原理が異なる。詳しくは魚眼パースを参照) |
50mmレンズと28mmレンズ | 50mmレンズで描写した「3m離れた30cm角のタイル」を28mmレンズで描写するには同じ距離だとレンズの焦点距離にほぼ比例した大きさ(レンズの収差を考えなければ広角レンズは単に小さく広い範囲が写るレンズでしかなくパースを変化させる魔法のレンズではない)になります。(ただし、実際は三角関数を使わなければならない部分を単純な比例計算で行っておりこの計算方法では焦点距離が短くなるほど比例計算では誤差が大きくなるためこの図の数値そのものはあまり正確ではない) 描写するタイルの横幅を同じにした場合は28mmレンズでは50mmレンズよりも近くに寄る必要があります。広角レンズは望遠レンズよりも小さく写るため同じ大きさで写すためには近寄る必要があるということは恐らく言うまでもないことだと思いますが、絵で描く場合には「距離が違う」というのを理解していない人もいるため注意する必要があります。言い換えれば奥行きは被写体までの距離で決まり、被写体から遠ざかるほど奥行きは圧縮されるわけです。 それが分かればこの問題も簡単に答えが分かるでしょう。 答え→(6)A,B両方正しい。両者ともにアイレベルは約9mで被写体までの距離がBの方が遠くAよりも奥行きが圧縮されているため(文字を反転させて) |
奥行きの表現 | 一点透視は比例計算で簡単に奥行きが求まるため学校の廊下にいるAさんから5m離れたところにいるBさんを見た場合を標準レンズで描写するというのは簡単に表現できます。Xクラスの一番手前が5mで一番奥が15mで距離は3倍あります。したがって、比例計算で奥の方を1/3にすれば教室の幅の10mの奥行きが正しく表現できるというわけです。 これはわざわざ計算しなくても慣れてくれば感覚で問題ありません。正確さが求められる製図ではなく絵なのだからそこまでの正確さは必要なくて計算するのは感覚と実際の描写との大きなずれがないかを確かめるためだけにすぎないからです。(ちなみにこの説明用の絵は定規や直線ツールなどを一切使わずに感覚だけで描いたもの) |
一点透視図を自然なパースで描く方法 | 現在構想中の一点透視講座です。正しくパース線通りに描いていても不自然になる場合がありそうなる理由と自然なパースで描くのはどうしたら良いのかをまとめたものになります。(この表紙絵も不自然なだけでパースが間違っているわけではない) 一点透視というのは簡単そうだけど実は正しく理解していない人が非常に多いのです。というわけで、その理解度を計るためのテストもこちらに用意しました。この答えはその講座内で書く予定ですが、どうしてもすぐに答えを知りたい人は私宛にメールもしくはtwitterのダイレクトメッセージで問い合わせてください。 パースは理論を正しく理解すればデッサン力に関係なく絵を描くことが可能になります。つまり、自然なパースや自然な奥行きで絵を描くことは技術や才能は不要で誰でもできるということです。(逆に言えば理論を理解せず自然なパースで描けるようになるためにはある程度の才能が必要であり、絵を描く練習を積みかさねるだけでは難しい) |
同じ距離にあるものは広角レンズだろうと望遠レンズだろうと同じように奥行きが圧縮される |
◎他所のパース講座等で少しパースの知識を得ている人への補足 一点透視で奥行きを考えて描く方法となると真っ先に思い浮かぶのが「正方形の対角消失点を使う方法」でしょう。この方法は私も「パース講座や入門書等でよく見かける間違い」と「誰でもできる 広角と望遠を描き分ける方法」で採り上げていますが、この方法は二点透視について勉強した後に改めて一点透視を勉強するという人に向いている方法です。 ただでさえ「消失点」というのは肉眼では見えない(ある程度慣れると平行な組みの直線の延長線の空間上に消失点が見えてくるけどパースの勉強を始めたばかりの初心者にそこまで求めるのは難しい)わけだし、「対角消失点」は机上の理論でしかありません。 床に置かれた正方形タイルを見て対角消失点を目の前に浮かぶという人は相当レアな人でしょう。そのため、この方法は「(初心者が)イメージ通りのパースで描く」という目標から遠い段階からスタートするため初心者には優しくない方法といえるわけです。 そして、問題なのは対角線消失点を元にした場合は「基準が画角90度」となってしまうということです。tan θの値(θは画角)から逆算して求めれば適切な画角で描くことは可能ですが、パース感覚が無くどの程度が適切かが分からない初心者だと無駄にハードルを高めることになります。 これは、三角関数はブラックボックスとして扱い「(標準レンズで描くならば)2つの対角消失点の間隔をキャンバスサイズの3倍くらいに設定してください」と言えば良いだけの話ですが、初心者だと「キャンバス外の適切な位置に消失点を取る方法」から教える必要があります。これはデジタル絵だとツールによって操作方法が大きく変わります。アナログ絵だと紙を付け足すだけで良いのですが、描きたい絵の3倍の用紙を用意してくださいと言われたら面倒なのでキャンバス内に対角消失点を取ってしまいがちになります。どれくらいが自然な奥行きかが分からないから必然的に楽な方に流れるためそうなってしまうわけです。自分のイメージ通りの絵が自然なパースで描けるということが目的であるならばその目的をあえて苦労して行う必要がなく楽にできるものがあれば楽な選択肢を選ばせてあげることは良いことであると私は思います。 例えば500m離れたコンビニまで「アイスを買いに行きたい」という人に対して自転車を使わず「歩いた方が健康によい」と歩きを薦めるのは1つの方法論としては否定することはできませんが、歩いてコンビニまで行く場合に国道の横断歩道のない場所を通ればショートカット(対角消失点をキャンバス内、もしくはそれに近い位置に取る)が可能と知れば危険を感じない人(パース感覚がない人)だとそれが普通になってしまうという問題もあります。健康増進(パースの深い理解)が目的ではなく「アイスを買う」(イメージ通りの絵を描く)というのが目的であるならば自転車(本講座)を薦めることは目的をよりお手軽に達成できる方法として推奨できる方法であると同時に危険(パース感覚を狂わせる)なショートカットを避ける予防策にも有効となります。まぁ自転車はこけたら危ない(本講座で四則演算がうまくできない人だと正しく求められない)というのはありますが、ここでは安全な運転ができる(普通に四則演算ができる)人を対象にしているので問題はありません。(歩きの場合は危険なショートカットを前提にしているのは、初心者が描いている絵や多くのパース講座でそのような例を挙げているものが多いのを見ればやむを得ない) 対角消失点を取る方法と比べて本講座は目に見えるアイレベル(≒水平線)が基準であり、キャンバス内のみで完結するという点が初心者にとって非常に優しくなっています。しかも、計算は簡単な四則演算のみで済みます。また、消失点を基準にする場合も一点透視ではほぼ自然な画角にすれば確実にキャンバス外の遠い場所に出てしまう対角消失点とは異なり、消失点はキャンバス内にあるためそれを基準にする方が初心者にとって優しいものとなります。 しかも、この考え方は画角を変えた場合においても何ら変わりありません。画角θと対角消失点の間隔はθの値が極めて小さい場合はほぼ反比例しますが常識的な値を設定した場合にはそういうことにはならないので普段とは異なる画角で描きたいという場合には三角関数表を見ながら描くということが必要(パース感覚がない場合は「適当」というのが難しいため三角関数表という「基準」が必要)になってきます。本講座では画角を変えた場合でも簡単な四則演算のみで済み覚えることも「奥行きの公式」と「手前の地面までの距離はアイレベルの4倍」だけで済みます。 さらに現実世界において「画角○○度」を実現するにはカメラのレンズの焦点距離を画角に換算するという手間が必要ですが、本講座は焦点距離からダイレクトに計算できるため「カメラの○○mmレンズ相当の画角で描きたい」というのがいとも簡単にできてしまいます。 したがって、本講座は他のどの講座やお絵かき教本と比べても初心者にとって優しいものとなっているわけです。 本講座によって奥行きの感覚がない初心者でも自分で確認して描けるようになり、奥行きの感覚がある程度身に付いてからさらにパースについて深く学びたいと思ったらちゃんとパースについて学べば良いだけです。「こんな初心者向けの簡易方法を覚えるくらいならばちゃんとした方法を勉強すべきという人もいるかもしれないですが、それは「萌え絵を描きたかったらちゃんとまず最初に体の骨格構造や筋肉について、デッサンについてしっかりと勉強すべきだ!」というのと同じです。萌え絵を描きたい人が必ずしもそこまで深く絵について勉強したいかというとそうではなく大半の人が簡単にバランスよく描けるための技法を知りたいと思うことでしょうしそれを求めることやそういった考えを教えることは何ら問題はないです。そうやって、まずは「描くことが楽しいことである」ということをしっかりと身につけるべきだと私は思います。(少しパースに興味がある初心者に難しいパースの専門書を薦めるのは自作PCに興味がある初心者に「OSの作り方」を記した本を薦めるくらい飛躍していることを理解するべき) 「本格的な絵の道に進みたい人」ではなく「ちょっと興味があるからやってみよう」という初心者にとって重要なのは自分が描きたいものをより簡単に実現できる方法です。萌え絵が描きたいのにデッサンの勉強ばかりして絵を描くのが嫌になったら本末転倒ですね。そうならないための「初心者向けの萌え絵のバランス講座」のパース版みたいなのが本講座というわけです。この講座でパース感覚(バランス感覚)を身につけてからさらに深く興味を持ったらより専門的な知識を手に入れるために専門書に手を出すのは良いことですよ!(小学の算数レベルですべて理解可能で「世界一簡単なパース講座」を自負する本講座が理解できないレベルだと専門書を買っても宝の持ち腐れになるだけだと思う) 「本講座は初心者向けではない」「初心者はパース専門書でちゃんと勉強すべき」という意見をネット上で見かけたのでこの補足を書いてみましたが、この補足を読んでまだこの講座が「初心者向きではない」と考える方がいるのでしたらぜひ私が問題として掲げている点を改善した初心者向けの講座を書いてみてください。否定をするならば対案を用意するか論理的に問題点を挙げないと「否定意見は意見ではない」と思います。否定する人は自分の考えと違うため頭ごなしに否定している場合が非常に多いので注意しましょう。 この講座のサンプル絵も「わずかに作画のずれがある」というだけで「このパース講座の理論は間違っている」という解釈をしている人が実際にいるくらいです。作画のずれといっても実際の描画の際には全く気にしなくても良い範疇だし解説している理論は正しいものである(これは中学の数学レベルで証明可能であるため興味がある人は自分でやってみて!)ため本文をちゃんと読んで理解していればそのようなアホみたいな結論に達することはあり得ずまさに「否定意見は意見ではない」そのものです。 |
4コママンガ用テンプレ | 4コママンガを描くときに使える枠です。画像サイズは1000x3000なので好きなサイズにリサイズして使ってください。 |
方眼紙 | 方眼紙です。SAIで背景を描くときなど大体のサイズを測って描きたいときにこれがあると非常に便利です。自由にリサイズ、加工して使ってください。800x600の透過型PNG形式。 |