IF文を完全に制するためにはIF文のある行だけを考えるのではなくPART5で書いたようにプログラム全体を見て考える必要があるわけです。そのIF文を速くするために他所が遅くなったりすれば意味がないし、本当にIF文を使うべきか別の式で置き換えをすべきかということもその行だけ見ていたら判断ができない場合があります。
つまり、IF文を使用している行だけを見て高速化や省メモリ化を考えるのではなく他の部分を変えることによって判定が単純化可能な場合があったりIF文はSGNやFORなどの置き換えで高速化が可能な場合もあったり8方向判定やじゃんけんの判定のように一定のパターンがある場合はIF文自体が不要になる場合もあるわけです。それゆえ、IF文を制するにはBASICのあらゆる面において精通しておく必要があります。
言い換えれば、IF文を制することがBASICを制するということになるわけです。 PART 1 IF〜THEN〜の動作の基本について PART 2 条件式の簡略化(基本編) PART 3 IF文は論理式よりも速い!? PART 4 IF文の簡略化(応用編) PART 5 IF文の簡略化(実戦編)
PART 6 IF文を制するには・・・ RETURN