プチコン3号 QSP (WIDTH 16の1画面プログラム) プチコンBIG対応


 QSPとはプチコン3号のver.3.2.0で新たに加わったWIDTH命令を使いWIDTH 16の状態で編集画面の1画面(21文字×14行)にプログラムリストが収まっているものを示しています。Quarter Screen Program の略だけど実際は4倍角文字による1画面プログラムであり、文字数は通常の1画面プログラムの4分の1よりやや少なめとなっている)
 このページのQSPは「エディタの折り返しあり(標準設定)」「改行コードはすべて画面に含める」というルールで作っています。このルールにおいては使用できる文字数は最大293文字となりその制限でゲームやツール等を完成させています。
 QSPは制限が大きいですが、その制限があることで作りたいものがギュッと詰まったものになっています。ぜひ、皆さんもQSPを作ってみてください。

 なお、基本的にはQSPはプチコンBIGでも使用可能です。とはいえ、すべて問題なく動作するというわけではないためタイトル一覧の「プチコンBIG対応状況」をご覧になってください。
 プチコンBIGでQSPを作ってみたい方はしんいちさんが作った「QSP VIEWER for BIG」(公開キー【 R3NY3L4 】)を使ってみてください。詳しくはPetitverseのこちらのトピックス(外部リンク)を見て下さい。

 こちらのページに2015年の夏コミ(コミックマーケット88)において頒布した「プチコン3号 QSP完全マニュアル」を掲載しています。QSPを作る際の実戦テクニックを多数掲載しているので「自分でQSPを作りたい」という人はぜひご覧になってください。QSPを作る人はファンクションキーに "WIDTH 24-WIDTH()"+CHR$(13) を登録しておくとワンタッチでWIDTH 8とWIDTH 16を切り替えられるため便利です。
 なお、2015年の冬コミ(コミックマーケット89)においてはさらに進んだQSP制作テクニックを記載した「プチコン3号 QSP完全マニュアル Part 2」、2017年の冬コミ(コミックマーケット93)ではQSP制作テクニックの究極版となる「プチコン3号 QSP究極完全マニュアル」を頒布しました。






《 タイトルリスト 》 ※公開番号(初出公開日)が新しい順に並んでいます。
 ※初出公開日、最終更新日はこのページ、Miiverse、twitterで公開した日付のうち最も早いものを記載しています。

公開番号
タイトル
ジャンル
最終更新日
プチコンBIG
対応状況
No.41
SIMPLE RACING F
(ゲーム)
2019年4月30日
No.40
お花つみ QSP
(ゲーム)
2019年3月23日
No.39
棒歌ロイド QSP 2
(ツール)
2019年4月30日
No.38
SIMPLE RACING QSP
(ゲーム)
2019年4月30日
No.37
簡易水準器 QSP type B
(ツール)
2018年9月23日
No.36
簡易毛筆 2 QSP type B
(ツール)
2017年11月25日
No.35
簡易毛筆 2 QSP
(ツール)
2017年11月25日
No.34
簡易音姫 QSP
(ツール)
2017年11月10日
No.33
PETIT PAINT 2 QSP
(ツール)
2017年11月5日
No.32
簡易漫画ビューア QSP
(ツール)
2017年11月3日
No.31
簡易グラフ QSP
(ツール)
2017年10月28日
No.30
カラーマスター QSP
(ゲーム)
2017年10月29日
No.29
簡易GPS QSP type B
(ツール)
2017年10月28日
No.28
簡易GPS QSP
(ツール)
2017年10月28日
No.27
簡易水準器 QSP
(ツール)
2017年10月28日
No.26
簡易歩数計 QSP
(ツール)
2017年10月21日
No.25
簡易目覚まし時計 QSP
(ツール)
2017年10月14日
No.24
簡易カレンダー QSP
(ツール)
2017年10月14日
No.23
簡易単語帳 QSP
(ツール)
2017年9月18日
No.22
簡易GRPビューア QSP
(ツール)
2017年9月18日
No.21
あいのて QSP
(ツール)
2017年3月10日
×
No.20
簡易地球儀 QSP
(ツール)
2017年12月9日
No.19
SIMPLE PAINT QSP
(ツール)
2015年12月23日
No.18
簡易毛筆 QSP
(ツール)
2015年11月13日
No.17
連射計測 QSP
(ゲーム)
2015年9月21日
No.16
簡易関数電卓 QSP
(ツール)
2018年9月23日
No.15
音姫 〜サウンドプリンセス〜 QSP
(ゲーム)
2019年4月30日
No.14
せつない見切り QSP
(ゲーム)
2015年7月22日
×
No.13
棒歌ロイド QSP
(ツール)
2015年7月20日
No.12
OMP
(ツール)
2015年7月12日
No.11
PETIT PAINT QSP type B
(ツール)
2015年11月13日
No.10
PETIT PAINT QSP
(ツール)
2015年10月31日
No.09
ストップウォッチ QSP
(ツール)
2017年9月17日
×
No.08
ラーメンタイマー QSP
(ツール)
2015年7月9日
No.07
簡易ものさし QSP
(ツール)
2015年7月8日
No.06
簡易分度器 QSP
(ツール)
2015年7月7日
No.05
簡易方位磁針 QSP
(ツール)
2015年7月6日
No.04
PETIT DRUM QSP
(ツール)
2015年7月5日
No.03
PETIT BAN QSP
(ツール)
2015年7月5日
No.02
PETIT KEYBOARD QSP
(ツール)
2016年7月24日
No.01
PETIT 100M QSP
(ゲーム)
2019年4月30日

※いずれのタイトルもリストの末尾に簡易マニュアルを記載しているため使用方法等が分からなくなった場合にはこのページを見なくてもその簡易マニュアルを見れば分かります。
 とはいえ、シンプルなプログラムばかりなのでマニュアルを見なくても使うことは可能だと思います。
 ジャンルは「ゲーム」「ツール」「その他」のいずれかを記載しています。
 ほぼすべてのタイトルに「QSP」が付いているのは将来的に「QSPではない」バージョンを作る可能性を考えて行っています。OMPに関してはこれがフルバージョンなので「OMP QSP」ではなく「OMP」としています。
 プチコンBIG対応状況はver.3.5.1で確認をしています。×はエラーが出て起動できないもの、は起動はするけど重要な問題があり実用にはならないもの、は一部問題はあるけど一応使用可能なもの、は現時点で問題が確認されてないものとなっています。

《 DIALOG使用作品の注意 》

 DIALOG命令をAボタン入力待ちとして使用している作品をプチコンBIGで使用の際はダイアログ画面が表示されることによって表示している文字等を読み取りができない場合があります。その場合はDIALOG""の部分をLINPUT A$に書き換えれば結果を読み取ることができなおかつAボタン入力待ちができるようになります。



《 おちゃめ QSPコレクション 》

2019年4月30日現在 《公開キー》 【 YKXKQ4H6 】 プロジェクトフォルダ名 OCHA_QSP190430
上記のナンバリングタイトルすべて+αをセットにして収録しています。

 《 注 意 》
 各タイトルごとに公開キーを記載していますが、タイトルごとの公開キーとこのセットの公開キーに含まれるプログラムはバージョン等が異なる場合があります。このQSPコレクションより後に更新されているものは最新のバージョンではないため個別の公開キーを使ってダウンロードしてください。また、公開キーは予告無く変更、削除される場合があります。
 QSPコレクションのフォルダ内にはランチャーソフトQSP MENU(これもQSPプログラム)、PETIT PAINT QSP等を使って私が描いたラクガキ絵(作例にあるもの)や各QSPを使用するために必要なデータ等も収録しています。
 フォルダ名の最後がバージョン(更新日付)なのでこれよりも古いQSPコレクションをすでにダウンロードしている場合は不要であれば削除して問題ありません。



 このページでは公開番号1〜20のQSPを記載しています。
 公開番号21〜のQSPはこちらのページに記載しています。
 公開番号41〜のQSPはこちらのページに記載しています。



No.20
簡易地球儀 QSP
初出公開日 2016年12月17日
最終更新日 2017年9月17日
プチコンBIGでも特に問題なく使用可能です

《 プログラムリスト 》

公開キー【 4DNERX33 】、プロジェクト名「OCHAME_GLB」(ファイル名「1GQ_GLB」)
 ※プロジェクトには「世界地図」(ファイル名「WORLD_MAP」)と「カービィ」(ファイル名「KIRBY」)のテクスチャを同梱しています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 スライドパッドでぐりぐり回転できる簡易的な地球儀プログラムです。

《 操作方法 》

 スライドパッドで左右に回転できます。押した大きさによって回転速度が変わります。プログラムのサイズの都合上で上下回転には対応していません。
 デフォルトでは地球儀のサイズは半径64ドットとなっていますが、これは実行中にA、B、X、Yボタンを押すことで任意の大きさに変更可能です。Aボタンならば半径16ドット、Bボタンならば半径32ドット、Yボタンならば半径128ドットになります。BとXの同時押しならば32+64で半径96ドットになります。大きな地球儀を表示中は動作が遅くなるため1回の表示が終わるまで押し続ける必要があります。

 QSPで可能な限界まで高速化をしていますが表示サイズを大きくすればするほど処理は遅くなります。 New 3DSで動作時にはデフォルトの64ドットのサイズで12fps程度です。(旧3DSや2DSならば3fps程度)  このプログラムはプチコンBIGでもそのまま動作は可能です。プチコンBIGであればデフォサイズで40fps以上で動作します。こちらで速度比較動画を公開しています。New 3DSのプチコン3号 → 2DS(旧3DS)のプチコン3号→ プチコンBIGの順で実行していますが、プチコンBIGでは非常にスムーズに回転していることがよく分かると思います。(動画は初期バージョンのものなので現行バージョンはこれより4割くらい高速)
 なお、プチコンBIGではBIGの高解像度モード専用の「簡易地球儀 for BIG」を用意しています。こちらの方をぜひ使用してみてください。なお、リンク先ではこの簡易地球儀の動作の仕組みの解説も行っています。

 ちなみに、これはプチコンmkIIで作ったプログラムの移植ですが、mkIIでは0.4fps程度でした。
 mkII版の簡易地球儀のプログラムはこちらです。このプログラムに使用されているmkIIの世界地図のデータはこちらにあります。(初出ではメルカトル図法でしたが正距円筒図法に差し替えています)

《 改造点 》

 このプログラムは地球儀だけではなく読み込ますテクスチャのサイズも変数U、Vの値を変えることで自由に変更できます。例えば、U=320V=240とすれば320x240のテクスチャに対応しますが、この状態で読み込むファイル名をKIRBYに変更すると可愛いピンクの球体を回転させることが可能です。


《 更新履歴 》
2016/12/17 ver.1.0 公開
2017/9/17 ver.1.1 公開(処理速度を40%以上高速化)
2017/12/9 ver.1.2 公開(地球儀の大きさを実行中に自由に変更可能)



No.19
SIMPLE PAINT QSP
初出公開日 2015年12月23日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

公開キー【 N32EX45D 】、プロジェクト名「OCHAME_SPNT」(ファイル名「1GQ_SPNT」)
 ※プロジェクトには下記の「パレットGRPメーカー」と「パレットGRPメーカー for Miiverse」と520色パレットGRPを同梱しています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 QSPながら擬似筆圧機能に対応していてカラーで描くことが可能なシンプルなお絵かきソフトです。動作が比較的軽くすばやくペンを動かしても線が途切れたりすることもなくスムーズに描けるしメニュー画面等は無くボタン操作で瞬時にペンの太さを変更可能で直感的な使用ができるためラクガキをするのに最適です。
 まさにQSPの限界に挑戦したお絵かきソフトと言っても過言ではありません。

 オプションで68色、もしくは520色のパレットを用意しています。これを使えばQSPでありながら普通のお絵かきソフトとそれほど変わらずにカラーでお絵かきできます。
 また、オプションではMiiverseのプロフ絵を描くのに適したフォーマットも用意しています。プチコン3号で現時点で公開済みソフトの中において私が知る限りではMiiverseのプロフ絵に適した解像度で描けるお絵かきソフトはプチコン3号で初かもしれません。

《 操作方法 》
極細ペン
十字ボタンを押さない
ペン
十字ボタン
ペン
十字ボタン
ペン
十字ボタン
極太ペン
十字ボタン
色変更
Xボタン
スポイト
Lボタン(もしくは Rボタン) + 画面タッチ
※ボタンを押している時にタッチしたドットの色を取得
セーブ
RYボタン 
もしくは LRボタン
ロード
起動時に自動的に行う
※すぐに前回の続きから描くことが可能!
※ペンの太さ変更はボタンを押している間のみ有効となります。(極細以外は擬似筆圧対応)
 消しゴム機能はキャンバスの色をスポイトで取得して描画することで可能です。(レイヤー機能はないので透明色を考慮する必要がない)
 アンドゥは無いですが、ラクガキ絵専用と割り切れば問題ないでしょう。


 ペンは極細ペンを除いて擬似筆圧に対応しています。擬似筆圧は簡易毛筆QSPとは異なり、ペンを動かす速度のみで処理されていて速く動かすほど太く描画されていきます。ただし、極細ペン以外は最小時でも2ドット幅となっています。1ドット幅で描きたい時は極細ペンを使ってください。

 色の変更は、Xボタンを押しRGBで入力することで行います。例えば真っ赤にしたい場合はR,G,Bの値は248,0,0なので248,0,0と入力してください。他の色も同じようにR,G,Bで入力することでプチコン3号で使用可能なすべての色を使用可能なのですが、黒を指定したい場合は、0,0,0と入力しなくてもLもしくはRボタンを押しながらXボタンを押し色入力で何も入力しなければ自動的に黒に設定されるため簡単です。(赤は本来は255,0,0なのに248,0,0としているのはプチコン3号では自動的に16bitカラーに丸められるためです。詳しくはこちらを参照)
 最近指定した色は上画面に履歴として残っているためさきほど指定した色を少しだけ変えたいという場合はその指定色から少しだけ変えてみてください。(上記のように16bitカラー、8の倍数の数字で丸められる関係上で「200」から「207」へ数値を変えても「表示は200のまま」となるため色は変化しない)
 なお、描画色とRGB指定色は別々に管理されています。スポイト機能は描画色の変更のみでRGB指定色は変更されません。そのためRGB指定時に何も入力しなければ自動的に描画色は前回入力したRGB指定色に戻すことができるためよく使う色はRGBで指定しておくとスポイト要らずでお手軽です。
 色をすべてRGBで指定するのは無理という人のためにオプションとして「パレットGRPメーカー」をQSPで用意したのでそれを使えば520色パレットもしくは68色パレットから色を選択できるようになります。

 ちなみにキャンバスをまっさらな状態に戻すにYボタンを押しながらタッチした状態で画面の端から端まですばやくペンを動かす(スワイプする)と描画色で消去されます。真っ白に戻すにはあらかじめ描画色を白にしておいてください。(この機能は超極太ペンで一気に消しているだけなので起点と終点はどこでも構いません。なお、下記のパレット機能を使用している場合はこれで一気に消すとパレットも一緒に消えてしまうため注意が必要です)
 なお、セーブは一時ファイル(ファイル名は「_」)へのセーブのみとなっています。基本的にラクガキ絵前提であるため一時保存のみでもそれほど問題はないと思いますが、セーブするたびに上書き保存されてしまうのでファイル名を付けて保存したい場合はDIRECTモードで RENAME "GRP1:_","GRP1:(ファイル名)" としてください。(パレットGRPメーカーで生成したGRPを活用しやすくするため一時ファイルのファイル名はPETIT PAINT QSPから変更しました)
 一旦プログラムを停止してRUNしなおすと描いている絵は消去されるため消えたら困る絵は必ずセーブしておきましょう。万一セーブせずにプログラムを停止した場合はCONTを実行するか、DIRECTモードでSAVE"GRP1:_"としてください。
 ロードは起動時に一時ファイルからのロードが自動的に行われます。一時保存ファイルがないと次回起動時にもダイアログが出てしまうためセーブ機能を使わない場合でもキャンバスの初期状態でセーブしておくとよいでしょう。

 画面の周囲5ドットは何も描けません(太いを使って塗りつぶすことは可能)が、これはプチコン3号の仕様です。回避するためにはキャンバスをスクロールさせる必要があり、QSPにはとても収まりませんが、ラクガキ絵専用お絵かきソフトならばこれで特に問題はないと思います。
 「QSP」でお絵かきソフトとなるとすでに発表済みのPETIT PAINT QSPと比べてしまうかもしれませんが、PETIT PAINT QSPは基本的に単色絵のみ対応でこちらはカラー対応で擬似筆圧機能にも対応となっています。しかし、その反面で限界までリストを短くするためにペンの描画品質はPETIT PAINT QSPと比べると劣ります。とはいえ、元々PETIT PAINT QSPの描画品質や使い勝手がQSPの割りに高すぎただけであってこのSIMPLE PAINT QSPも普通に描いて線が途切れることがない角ペンを採用しているためPETIT PAINT QSPを除けばQSPの中ではトップレベルの品質であり特に問題ないレベルだと思っています。(いくら限界まで短くするといっても使い物にならないレベルまで落としては無意味)

 SMILE TOOLを実行後は正常に動作しない場合がありますが、その際はDIRECTモードでACLSを実行してください。
 また、RUNの代わりにSTARTボタンで起動している場合は開始時にいきなりセーブ画面になり、その際はスポイトの色が白(正しくは直前にタッチした座標の色を取得)になっています。これはスタートしてからずっとSTARTボタンを押していた場合のみにに発生しますがGRPのロード中にSTARTボタンを離せば回避できるためほとんど問題になることはありません。

《 このSIMPLE PAINT QSPを使って私が描いた作例 》


※このプチコン3号1周年記念絵のGRPは上記の公開キーのフォルダ(OCHAME_SPNT)に含んでいます





 カラー対応でペンも自由自在なのでQSPであってもこれくらいは十分に描くことが可能です。

《 パレットGRPメーカー 》



 これはSIMPLE PAINT QSP専用のパレットGRP作成プログラムです。68色パレットもしくは520色パレットを生成します。(「専用」と書いたものの生成されるのは単なるGRPなので実際はスポイト機能のあるお絵かきソフトならばどれでも使用可能)
 デフォルトでは「68色パレット」を「キャンバス右側」に生成します。起動時に十字ボタン上を押せば「520色パレット」、左ボタンを押せば「キャンバス左側」に生成します。左上なら「520色パレット」を「キャンバス左側」に生成します。ちなみにボタンはパレットが表示されるまでの約1秒間押し続けてください。(ボタンは起動する瞬間から押していなくてもこの1秒間の間に押せば有効です)
 なお、ファイル名はSIMPLE PAINT QSPの一時ファイルと同じGRP1:_"なので上書きされたら困る場合は上記の方法で事前にファイル名を変更しておいてください。
 ちなみに上記のプロジェクトにはキャンバス右側に生成した520色パレットのGRPが同梱されているのでこのパレットGRPメーカーを使用していない状態であってもSIMPLE PAINT QSPを起動した際にはそれが読み込まれるようになっています。

 あえて説明するまでもないと思いますが一応このパレットの見方や使い方を説明します。
 設定によって4列x4行(もしくは8列x8行)のパレットが4つ(もしくは8つ)表示されていますが、このパレットは4列x4行単位で考えた場合に左上が最もR成分、G成分が小さいです。そして、右に行くごとにR成分が大きくなり、下に行くごとにG成分が大きくなります。1つ目の束が最もB成分が小さく2つ目、3つ目がB成分が大きいです。正方形を重ねた立方体として考えればX座標がR成分、Y座標がG成分、Z座標がB成分となります。
 SIMPLE PAINT QSPで使用する場合はこのパレットは単なるGRPなのでスポイトで自由に色を取得できます。
 自分でRGB指定した色をパレットに登録したいという人もいるかもしれませんが、そもそもこれは単なるGRPなので自分が指定した色を適当な余白部分に描いて「ユーザーパレット」として使用してもいいでしょう。

 このパレットGRPメーカーQSPは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダには同梱していません。「PETIT PAINT 2 QSP」(ファイル名:1GQ_PNT2)用に作った「パレットGRPメーカー2 QSP」(ファイル名:1GQ_GRP2)を使用してください。こちらは2段階しか選べなかったパレットを多段階選べるようになっていて自分の好みに応じて使用する色数を自由に変えられるようになっている上にパレットのみの再描画も可能になっています。






No.18
簡易毛筆 QSP
初出公開日 2015年11月13日
プチコンBIGでも特に問題なく使用可能です

《 プログラムリスト 》

公開キー【 X3E3Q43M 】、ファイル名「1GQ_FUDE

《 実行時のスクリーンショット 》


 毛筆っぽいタッチで書く(描く)ことができるお絵かきプログラムです。
 ウリとなるのはこのペンの部分で擬似筆圧によって「入り」と「抜き」が表現可能です。プチコン3号ではお絵かきソフトがたくさん作られていますが現時点でこれが実現されているのはこのソフトだけだと思います。
 毛筆風のペンによって独特のタッチの絵を描くのに使ってもいいし普通にお遊びとして毛筆っぽい字を書くのに使っても良いと思います。ゲームのタイトル画面に自分で書いた字を表示するのもなかなか味があっていいかもしれません。「抜き」を上手く表現するには少し慣れが必要)

《 操作方法 》
極細ペン
十字ボタンを押さない
※擬似筆圧は無し
十字ボタン
十字ボタン
十字ボタン
極太
十字ボタン
ホワイト
Lボタン もしくは Rボタン
※ボタンを押している間有効
セーブ
Xボタン
※単独で押している場合のみ有効
ロード
起動時に自動的に行う
※すぐに前回の続きから描くことが可能!
※筆の太さ変更はボタンを押している間のみ有効となります。
 ホワイト使用時も同様に筆の太さは変更可能です。
 太筆、極太筆は十字ボタンを斜めに入れることで太さを微調整できます。
 アンドゥは無いですが、ソフトの使用用途を考えると問題ないでしょう。


 なお、セーブはPETIT PAINT QSPと同様に一時ファイル(ファイル名は「@」)へのセーブのみとなっています。セーブするたびに上書き保存されてしまうのでファイル名を付けて保存したい場合はDIRECTモードで RENAME "GRP1:@","GRP1:(ファイル名)" としてください。
 万一セーブせずにプログラムを停止や終了をした場合はRUNをする前にDIRECTモードでSAVE"GRP1:@"としてください。
 ロードは起動時に一時ファイルからのロードが自動的に行われます。一時保存ファイルがないと次回起動時にもダイアログが出てしまうためセーブ機能を使わない場合でも一度真っ白のキャンバスの状態でセーブしておくとよいでしょう。

 ちなみにキャンバスをまっさらな状態に戻すにRボタンを押しながらYボタンを押した超極太筆を使い画面中央付近をタッチすれば良いです。
 画面の周囲5ドットは何も描けませんが、これはプチコン3号の仕様です。このソフトの利用用途を考えるとこれで特に問題はないと思います。

 SMILE TOOLを実行後などにこのプログラムを実行した場合には画面に何も表示されないことがありますが、その場合はDIRECTモードでACLSを実行すれば問題ありません。
 筆は素早く動かすと線が細くゆっくり動かすと太くなります。あまり遅すぎると墨汁が垂れて玉状になりますが、これも筆っぽい感じが出ていると思います。
 筆の擬似筆圧を調整(太さの変化調整)したいという人は「入り」の部分はMIN(T,9)9の部分を変えてください。大きい値にすると筆圧が効きやすく(微調整しやすく)なります。ただし、数値に比例した値に筆の最大時の太さが太くなります。「抜き」の部分はSQR(E*E+F*F)+44の部分を変えてください。ただし、数値に反比例した値に筆の最大時の太さが太くなります。この変更によって筆の太さが変わって困る場合はRの値に適当な値を掛けたり割ったりして調整してください。(抜きの部分の数値をあまり小さくすると描いている時の線が筆本来の太さと比べてやたら細くなるため注意が必要)

 あと、このプログラムの線の色は見た目は黒ですが、実は透明色なのでDISPLAY 1の後にBACKCOLOR #REDのように背景色を指定すれば描画色はその色に変化します。固定の色ではなく背景に適当なBGを並べたりしてもアートっぽくなるかもしれません。

《 私の作例 》



※カコちゃんはこりんごさんのオリジナルキャラクタ

 文字だけではなく独特の不均一な太さの線によってこんな感じの味のあるタッチの絵を描くことが可能です。
 お絵かき用として使うにはいろいろと問題がありますが、普通のお絵かきソフトではない変わったものを使いたい人には良いかもしれません。
 なお、QSPではありませんが毛筆のにじみやかすれを擬似表現した「簡易毛筆」もこちらにあります。

※極太筆は旧3DSや2DSでは結構処理落ちするためNew3DSでの動作を推奨します。






No.17
連射計測 QSP
初出公開日 2015年9月21日
プチコンBIGでは一部問題はありますが使用は可能です

《 プログラムリスト 》

公開キー【 4R3EB3J3 】、ファイル名「1GQ_SWT

《 実行時のスクリーンショット 》


 シュウォッチ風の連射速度計測プログラムです。Aボタンを10秒間に何回押せるかを計測します。
 ちなみに私の最高はこすりあり(道具は未使用)148、こすり無し(普通に指先だけの連打)118でした。昔は160くらいが出来ていたけどさすがにもう無理・・・。

※プチコンBIGで使用する場合はDIALOG画面に隠れて結果が表示されませんが、DIALOGの問題を修正すれば普通に動作します。




No.16
簡易関数電卓 QSP
初出公開日 2015年8月31日
単体ver.最終更新日 2016年1月4日
フルver.最終更新日 2018年9月23日
プチコンBIGでも特に問題なく使用可能です

《 プログラムリスト 》

◎単体バージョン(上記のQSPのみ+αのおまけあり
公開キー【 2DC4VNNE 】、ファイル名「1GQ_CALS
◎フルセット版(拡張関数ライブラリ等をすべて含んだセット)、ファイル名「1GQ_CALC
 ※フルセット版の公開キーは無いため「おちゃめQSPコレクション」をダウンロードしてください。


《 実行時のスクリーンショット 》


 計算式を入力するだけで演算優先順位通りの計算が可能になる関数電卓です。
 計算式にはプチコン3号のすべての演算子、すべての関数、すべてのシステム変数、すべての定数リテラルが使用可能です。
 自分で機能を拡張していき高機能な関数電卓やコンソールベースのOSもどきとして使用することもできます。

 例えば、2+3*4を計算したい場合は2+3*4 [ENTER](もしくはAボタン)とすれば良いです。そうすると2+3*4=14式と計算結果を分かりやすく表示してくれます。"="は計算した後に自動的に付くため入力する必要はありません。
 入力した計算式はF1(ファンクションキー1)に入り、計算結果はF2に入ります。Bボタンを押しながら計算式を入力すると計算結果はF3に入ります。普通の電卓のメモリー機能代わりとして活用してください。プチコン3号で計算できない式を入力した場合はエラーが出てしまいRUNし直す必要がありますが、入力した計算式はF1に入っているためそれを修正してやれば再入力が簡単にできます。

 Xボタンを押しながらAボタンを押して数値や計算式を入力するとその値や計算結果が変数Xに入ります。
 2+3*4=Xというのは2+3*4の計算結果を変数Xに代入するという意味です。変数X10を代入したい場合は"10"+Xボタン押しながらAボタンとすれば10=Xと表示され変数Xには10が入ります。変数Xの値を確認するには"X"を入力してXボタンを押しながらAボタンを押せば良いです。変数X10が入っているならばX=10と表示されます。端的に言えば電卓のメモリー代わりに使えるということです。

 また、変数Xは定数を使った計算のように自由に式に入れて計算が可能です。ファンクションキー経由よりもさらにお手軽でなおかつファンクションキー経由だと6桁に丸められてしまうため変数Xを活用すればより高精度な計算が可能です。
 DIRECTモードでファンクションキーに数式(Xを使った式)を入れておけば数式記憶機能付きの関数電卓として活用できます。
 また計算式を入力せずにAボタンを押すと改行されます。画面がごちゃごちゃしてきた時に使用してみてください。

 ここまでの機能を上記のQSPのプログラムのみですべて実現しています。

 なお、自作関数も戻り値があるものならばすべて対応しています。便利な自作関数を作ればこの簡易関数電卓QSPはどんどん機能を追加できます。(機能追加の方法は単体バージョンのリスト末尾にマニュアルを記述しています)
 この簡易関数電卓QSPに対応した拡張関数ライブラリやゲームも用意しました。ライブラリ以外にも高精度演算が可能な自作関数PSTR$も含んでいます。(ライブラリもPSTR$以外はすべてQSPで構成)
 拡張関数ライブラリを利用すれば上記の数式記憶機能もDIRECTモードで書き込まなくてもいいし、ファンクションキーのセーブやロードも簡単にできます。それ以外にもグラフ機能、積分機能、お絵かき機能やゲームなど多数の機能を追加しています。

 この簡易関数電卓QSPの仕組みや自分で機能を追加したい(拡張関数ライブラリの使い方やライブラリを自分で作る方法など)などの「簡易関数電卓QSP」を使いこなしたい人に向けたマニュアルをこちらに用意したので詳しい使い方を知りたい人はぜひご覧になってください。(これは旧バージョンのものです))
 なお、ver.2.0に対応した機能追加の方法は簡易関数電卓QSP単体バージョンの末尾にマニュアルを記述しています。機能追加をしたい人は単体バージョンの方をご覧になってください。(フルセット版の方は自作関数の二重定義に引っかかってしまうので機能追加のマニュアルは無くすでに含まれている機能の使用方法の説明のみとなっている)

 拡張関数ライブラリ等はフルセット版にすべて含まれています。  フルセット版で利用できる機能等は下記に一覧表を記しているので参考にしてみてください。

 《 注意 》
 簡易関数電卓QSPはプログラムスロット0で動作させてください。
 「作品を見る」で実行時には自動的にプログラムスロット0での動作となります。
 また、プログラムスロット12は作業用に使っているためプログラムスロット1もしくは2にセーブしていないプログラムがある場合は事前にセーブしておいてください。


 あと、2行以上に渡る長い式を入力した際にカーソルを最終行より上に移動してから計算すると計算結果の位置がずれてしまいますが、それは「仕様」とさせてもらいます。(普通に計算式を入力する限りはこの問題は起きないので心配は無用)

《 フルセットバージョンを使用時に追加される主な関数や機能の一覧 》

※自分でライブラリを作る際に使用する命令や関数は省略しています。
 (ボタンやスライドパッドを使用しやすくする命令やダブルバッファリングを行う命令など多数用意)
 引数が数値の場合は引数は定数だけではなく変数Xを使った任意の計算式を入れることが可能です。
 下記の関数においては時間がかかる処理をしている際にはYボタンを押すことで強制的にシステム画面に戻れます。
 これはver.2.0に対応のフルセット版で利用できる一覧表です。旧バージョンでは利用できないものや仕様が異なるものがあります。

SIND(a)
sin a度の値
COSD(a)
cos a度の値
TAND(a)
tan a度の値
FACT(n)
n!(nの階乗)の値
P(n,r)
順列 nPrの値
C(n,r)
組み合わせ nCrの値
TAXIN(a)
a円の税込価格
TAXOUT(a)
a円の税別価格
HEX(a)
aの値を16進数に変換したものを表示
BIN(a)
aの値を11桁の2進数に変換したものを表示
CAVE()
横スクロールゲーム「CAVE QSP」
任意のボタンを押すとピンクの四角が上に行く。洞窟にぶつからないように進んでいく。
PS(a)
aの値をPSTR$()を使い高精度で表示
TMR(a)
a秒間の減算タイマー
STW(a)
aを基点としたストップウォッチ(基本はSTW(0)で使用)
FSV("文字列")
ファンクションキー2〜5の内容をファイル名"文字列"でセーブ
FLD("文字列")
ファンクションキーの内容をファイル名"文字列"でロード
FV("文字列")
ファイル名"文字列"のファイルの中身を見る
FN(a)
ファンクションキーaに任意の文字列を入力 (256文字まで入力可能)
FDV(a)
ファンクションキーaに入っている文字列を分割する。
※文字列が128文字超の場合にあふれた部分の文字列をF2に入れることで最大256文字を編集可能にする
DIR("文字列")
ファイルやフォルダの一覧を表示する。
DIR"フォルダ名") 指定したプロジェクトフォルダの中にあるファイル一覧の表示
DIR("") 現在のプロジェクトフォルダの中にあるファイル一覧の表示
DIR("../") プロジェクトフォルダの一覧の表示
DEL("文字列")
指定したファイルを削除する
RNAME("文字列")
指定したファイルを別のファイル名へと名称変更をする
F(a)
関数f(x)のf(a)の値を求める ※関数選択の方法は下記の補足を参照
EVAL("文字列")
"文字列"をプチコン3号のコードとして評価する。 
変数Xのみグローバル変数扱い。「Y=」がコードに含まれている場合のみYの値が戻り値の関数になる。
 《 使用例 1 》 EVAL("A=12:B=34:?A*B")で「408」と表示
 《 使用例 2 》 EVAL("A=12:B=34:Y=A*B")で入力したコードの後に「=408」と表示
U(a)
ファンクションキーaに入っているユーザー関数(コード)を実行する。
変数XYの扱いはEVAL()と同じ。「Y=X*X*PI()」のような式を入れておくと数式記憶機能として使用可能。
ダブルクォーテーションが必要なコードや後から編集したいコードはEVAL()ではなくU()を使うと便利
GRAPH(a)
ファンクションキーaに入っている関数をグラフ表示
スライドパッドで拡大縮小。タッチで原点場所を移動。
INTEG(a,b)
値域abを範囲として台形公式による数値積分を行う
※関数選択の方法は下記の補足を参照
DATE()
今日の日付と曜日を表示
TIME()
時計を表示
CLND("文字列")
カレンダー表示
"文字列"には"2016/01"のような"yyyy/mm"形式の文字列を入れる。CLND("")で今月のカレンダー
(※「簡易カレンダー QSP」の簡易関数電卓QSP専用バージョン)
PAINT()
お絵かきツール「おえかき QSP」 主に図を描いたりするのを想定している
十字ボタンを押す方向で9色の中から選択。ペンの太さは速く動かすほど太くなる(普通の速度だと1ドットペン)。
Lで消しゴム(黒色)。LR+タッチで全消し(L以外を押すことで任意の色で消去可能)。
X単独押しで一時セーブ、Xを押しながらおえかき QSPを起動すると一時ファイルからのロード。
PNT()
お絵かきツール「カラーペイント QSP」
 十字ボタンの上下左右で太さ、LもしくはRがスポイト、Xがセーブ、Xを押しながら起動でロード。
 セーブは一時ファイル"GRP1:_"に上書き保存する。システム画面に戻りXに色コードを入れることで任意の色が使用できる。

(※「PETIT PAINT 2 QSP」の簡易関数電卓QSP専用バージョン)
PINIT(a)
お絵かきツール「カラーペイント QSP」用のパレット設定。aは階調数。
4階調パレットの場合は使える色は4x4x4=64色となる。Bを押しながら起動で新規キャンバス。
BAN(a)
バンブラのフリー演奏風のツール。aは楽器番号。
このツールのみYで終了できないためスライドパッドで終了となる。(※「PETIT BAN QSP」の簡易関数電卓QSP専用バージョン)
KB(a)
鍵盤演奏ツール。aは楽器番号。(※「PETIT KEYBOARD QSP」の簡易関数電卓QSP専用バージョン)
HOUI()
方位磁針QSP。太陽の方に本体を向けることで方位を知ることができる。(※「簡易方位磁針 QSP」の簡易関数電卓QSP専用バージョン)
RENDA()
連打ゲーム。10秒間にAボタンを何回押せるかを計測する。
HOSUU()
歩数計。起動した状態での歩数を計測する。
SOLVE("文字列")
一次方程式を解く関数
"文字列"にはXを使った一次方程式を入れる。
カッコや小数点があっても分数で結果を表示する。
2Xのような乗算を省略した記述はできないため2*Xのように記述すること。
PRIME(a)
a以下の素数を表示する。
Aボタンを押している間は少しゆっくり表示、Bボタンを押している間はかなりゆっくり表示。
《 補 足 》
F()INTEG()使用時は入力時に一緒に押しているボタンであらかじめファンクションキーに登録した3つの関数の中から選ぶことが可能になります。
コマンド入力時に何も押さないとF3Bボタンを押しているとF4Xボタンを押しているとF5に入っている関数を元に処理します。
FN()を使ってF3F5のいずれかにY=SIN(X)+COS(X)のような形で任意の関数を入力しておいてください。

《 更新履歴 》
単体ver.
2015/7/11 ver.1.0 公開
2016/1/4 ver.2.0 公開(変数に対応、根本的な作り直しをし拡張性の向上を行い文字列を返す関数に擬似対応)
フルver.
2017/11/10 公開 PNT()、PINIT()、BAN()、KB()を追加
2018/9/23 公開 HOUI()、RENDA()、HOSUU()、SOLVE()、PRIME()を追加



No.15
音姫 〜サウンドプリンセス〜 QSP
初出公開日 2015年7月24日
最終更新日 2019年4月30日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_OTO
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 あなたはプリンセス候補生。今日も厳しいレッスンが始まる。

 教官「鳴った音をCDEFGABで答えなさい。正解するたびに問題をレベルアップして難しくしていきます。」
 あなた「はい!」
 教官「ただし、間違えたら次は2回連続して正解しないとレベルアップしません。」
 あなた「はい・・・」
 教官「2回連続して連続して間違えたらどうなるか分かっているわよね? では、レッスンを始めます。」

 さて、あなたの運命はいかに!?

 画面上に音符が流れている間に鳴っている音を答えるというシンプルな音当てゲームです。「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」が「C、D、E、F、G、A、B」に対応しています。
 正解するごとにレベルアップして鳴る音符の数が増えるためどんどん難しくなります。間違えた場合には2回連続正解しないとレベルアップしません。2回連続間違うとゲームオーバーで厳しいお仕置きによって号泣してしまいます。(「涙が流れる音」であって「トイレの水が流れる音」ではないよ!)
 ちなみに私の最高はLv.8です。水流音はBEEP 85で鳴らせますが2秒くらいしか鳴らないため、隠し音色@386を使いBGMPLAYで鳴らしています。30秒間鳴らすにはBGMPLAY"@386T2C"とするだけで済みます。

 この手のゲームは絶対音感のある人だと楽勝ですが、レベルが高くなってくると記憶力も重要になるため絶対音感のある人でも手応えがあると思います。また、2回連続不正解にならない限りは終了しないため絶対音感が無くても自分に適したレベルで楽しめると思います。

《 更新履歴 》
2015/07/24 ver.1.0 公開
2019/04/30 ver.1.01 公開(プチコンBIGのダイアログ問題を改善)




No.14
せつない見切り QSP
初出公開日 2015年7月22日
プチコンBIGではエラーが出て起動しません

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_MKR
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 貧乏なあなたはスーパーのタイムセールで見切り品をゲットすることを企んだ。
 しかし、そこには歴戦の猛者たちが多数潜んでいたのだ。
 果たしてあなたはその猛者たちを相手に見切り品を何品ゲットできるのか!?

 「刹那の見斬り」風の反射神経命のゲームです。画面に「!」が表示された瞬間にマイクに向かって何か叫んでください。相手より早ければその商品をゲットでき相手より遅ければその時点で戦線を退くことになります。なお、フライングしたら店からつまみ出されるため注意が必要です。
 品数が増えるごとに常人離れした猛者を相手にすることになります。私の最高は7品ゲット(8品目でゲームオーバー)ですが、ここまでくるとフライング覚悟でプレイしないと厳しいレベルだと思います。

 ちなみにマイクに感じる音ならば何でも良くてストップウォッチQSPと同様に個人的には爪などの堅いもので本体の縁を叩くのがオススメです。この「せつない見切り」では「!」が表示されて商品をゲットするまでにかかった時間を1ミリ秒単位(1/1000秒単位)で計測しています。(フライングの場合は前の商品をゲットした時の時間を表示)

※プチコンBIGで使用する場合には互換性のないマイク命令の部分を変更してください。



No.13
棒歌ロイド QSP
初出公開日 2015年7月20日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_BOU
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 TALK命令のパラメータを自動的に設定することで誰でも簡単に歌わせることができるプログラムです。
 自作命令にしているため使い方は BOU 歌詞データ , MMLデータ とするだけです。

 歌詞データはプチコンmkII用の棒歌ロイドOSPと同一です。
 例えば「春が来た」ならば"ハ:ル:ガ:キ:タ:"のように音符1つ当たりの発音を":"(コロン)で区切っていくだけです。
 MMLデータは私の独自形式のOMPを採用しています。OMPについてはこちらをご覧になってください。リストが非常に短いOMPを採用することでQSPに収めることが可能になりました。

 私がプチコンmkIIで作った棒歌ロイドOSP ver.3.0と今回プチコン3号で作った棒歌ロイドQSPの比較動画はこちら(YouTubeへのリンク)で公開しています。この動画を見れば一目瞭然といっていいくらいの差があるのですが、これはプチコン3号のTALK命令の仕様上の問題なのでQSPという制限が無くてもここから大幅に改善するのは難しいでしょう。(音痴な部分は多少は改善が可能なのでぜひ誰か頑張って改善してみて!)

 プチコン3号のTALK命令の仕様のため1回あたり256文字以内にTALKデータ(パラメータ設定後の発音データ)を収める必要があります。256文字で概ね音符15個分くらいは歌わせることができますが、それを超える場合は分割して処理してください。



No.12
OMP
初出公開日 2015年7月12日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_OMP
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》
   無し

 BEEP命令を使って独自MMLによる音階演奏が可能になるプログラムです。
 自作命令となっているためOMP 音色番号 , MMLデータとするだけでMML演奏が可能です。(音色番号はBEEPで使用可能な音色番号を入れてください)

 OMPの初出は90年代に作ったポケコン版です。OMPはMMLの構文解析が単純であるため速度に優れ、さらにMMLのデータも短くなるという特長があるため低速でメモリが少ないポケコンBASIC用MMLとしては最も優れているものとなっています。また、これは初代プチコン版も用意されました。初代プチコンはBGMPLAYで自作MML演奏ができなかったため多くの人がBEEP命令を駆使したMML演奏プログラムを作りました。

 前置きはこれくらいにしてMMLの記述方法の説明をします。
 OMPでは"A"が「低いド」になります。それから半音高くなるごとに"B"、"C"、"D"となっていきます。つまり、"ACE"で「ドレミ」となるわけです。
 音の長さは音階の前に数字で指定します。"4A"とすればドの音を4の長さ鳴らします。鳴る長さは数字に比例します。"1"を基準にすると"2"が2倍、"4"が4倍、"8"が8倍となり非常に分かりやすいと思います。なお、"@"で16倍となります。これをさらに別の言い方で言えば、"1"が十六分音符ならば"2"が八分音符、"4"が四分音符、"8"が二分音符、"@"が全音符になるということです。一旦指定したら次に指定されるまで長さは維持されます。しかし、プチコンのBEEPの仕様上、音の長さを設定しても実際に鳴る長さは変わりません。
 休符は"*"です。"2*"で基準値の2倍の長さ休みます。
 テンポ指定は"$"と":"で囲んだ中に記述してください。"$4.56:"でテンポ4.56となります。このようにテンポは小数で指定も可能です。
 テンポが1の時、長さ1の音が1秒鳴り、テンポに比例して鳴る長さは短くなります。

 難しそうですが、使ってみると一般的なMMLより簡単だと思います。なお、MMLの記述方法はポケコン版と同一です。ただし、ポケコン版とMMLデータの完全互換を維持しようとしたら低い音が鳴らなくなるためポケコン版より1オクターブ下げています。ポケコン版とMMLデータの完全互換を行いたい人は2行目のO=-1O=0に変えてください。
 初代プチコン版と同じく簡易和音演奏機能に対応しています。ド(A)、ミ(E)、ソ(H)を同時に鳴らしたいという場合は"0AEH"と記述するだけでいいのでBGMPLAYで記述するより簡単だと思います。(音の長さは0を指定して一度に鳴らしたい音を羅列するだけで和音演奏が可能)
 プチコン3号であえてOMPでMML演奏する意義はほとんどないですが、上記公開キーに含まれているサンプルを動作させるとBGMPLAYでは困難なことができるというのが分かると思います。ちなみにBGMPLAY"@281O5A#"でネコの鳴き声(BEEP 69)となるわけですが、BGMPLAYではこの音を音階を変えて演奏することはできません。



No.11
PETIT PAINT QSP type B
初出公開日 2015年7月11日
最終更新日 2015年11月13日
プチコンBIGでも特に問題なく使用可能です

《 プログラムリスト 》

公開キー【 K25Y43K4 】、ファイル名「1GQ_PNTB

《 実行時のスクリーンショット 》


 QSPながら線の太さを自由に変えられるシンプルなお絵かきソフトです。PETIT PAINT QSP(通常版)に擬似筆圧機能を追加したものです。
 基本的な操作方法はPETIT PAINT QSPと同一なので詳しくはこちらを見てください。

 このtype Bのウリとなっている擬似筆圧機能はタッチしている時間によってペンの太さが変わるというシンプルなものです。太さの上限はペンの太さ設定値です。それ以外の部分は通常版のPETIT PAINT QSPと変わりません。
 通常版とtype Bは擬似筆圧が必要か否かで使い分けると良いかもしれません。

 擬似筆圧の効きやすさは1行目のMAX(T,9)9という値を変えることで変更が可能です。変えた場合には線の太さも変わるため(255AND B)/99も先ほど変えた数値と同じ数値にしてください。

《 更新履歴 》
2015/7/11 ver.1.0 公開
2015/11/13 ver.1.1 公開(セーブ、ロード機能の搭載)



No.10
PETIT PAINT QSP
初出公開日 2015年7月11日
最終更新日 2015年10月31日
プチコンBIGでも特に問題なく使用可能です

《 プログラムリスト 》

公開キー【 W3VEW3H4 】、ファイル名「1GQ_PNT

《 実行時のスクリーンショット 》


 QSPながら線の太さを自由に変えられるシンプルなお絵かきソフトです。動作が比較的軽くすばやくペンを動かしても線が途切れたりすることもなくスムーズに描けるしメニュー画面等は無くボタン操作で瞬時にペンや消しゴムの太さを変更可能で直感的な使用ができるためラクガキをするのに最適です。
 プチコン3号は多くの人がお絵かきソフトを作っていますが、高機能、多機能である反面でメニュー操作が煩雑になったり、操作を覚えるのが大変というのを感じている人もいるかもしれません。そういう人にはこのPETIT PAINT QSPがオススメです。ペンや消しゴムの太さもメニューを開いたりアイコンから選択したりという手間がなくワンタッチですぐに自由な太さが設定可能です。ペンと消しゴムの使い勝手に関しては数多く発表されているプチコン3号用のお絵かきソフトの中でもトップレベルだと思います。
 タッチしている間は線の太さを示すカーソルが表示されているため「極太の消しゴム使用時にどれくらいの範囲が消去されるのか」などが一目瞭然で非常に使い勝手が良いソフトだと思います。(私が知る限りはプチコン3号においてペンや消しゴムの太さに応じたカーソルが表示されるソフトはこのPETIT PAINT QSPだけ!

《 操作方法 》
極細ペン
十字ボタンを押さない
ペン
十字ボタン
ペン
十字ボタン
ペン
十字ボタン
極太ペン
十字ボタン
消しゴム
Lボタン もしくは Rボタン
※ボタンを押している間有効
セーブ
Yボタン
※単独で押している場合のみ有効
ロード
起動時に自動的に行う
※すぐに前回の続きから描くことが可能!
※ペンの太さ変更はボタンを押している間のみ有効となります。
 ペンの太さ変更を行うと消しゴムの太さも変更されます。
 太ペン、極太ペンは十字ボタンを斜めに入れることで太さを微調整できます。
 アンドゥは無いですが、ラクガキ絵専用と割り切るかこまめに上書きセーブをすれば問題ないでしょう。


 ちなみにキャンバスをまっさらな状態に戻すにRボタンを押しながらBXYボタンをすべて押して画面中央付近をタッチすれば良いです。これはそういうコマンドが用意されているわけではなく下記のように画面サイズより太い消しゴムで一気に消しているだけです。したがって、BXYボタンボタンをすべて押さなくてもRボタンを押しながらYボタンの超極太消しゴムを使い消しても良いです。Yボタン単体だとセーブ機能として働くため先にRボタンを押すのを忘れずに)

 上記以外にもABXYボタンを使えば超極太ペンになりますが旧3DSだと速度の関係で動作がもっさりしてしまうかもしれません。それに、そもそもABXYボタンは右手で操作することになり右利きの人だと太さ変更用ボタンとしては実用的ではないため「大きな塗りつぶし円を描きたい」「画面を全部塗りつぶしたい」などの特殊用途扱いとなります。(ペンで描く用途ではなく特殊用途であるためその時だけペンを左右持ち替えれば問題無くなる)
 ボタンを同時に押すことで線の太さが加算されるため太さを微調整することも可能です。それを活用して、B、X、Yボタンを同時に押せば画面サイズより太いペンになるため画面中央をタッチするだけで一瞬で全体を塗りつぶしたり、全体を消去したりが可能です。Yボタン単体で押すとセーブになるためXボタンを先に押すと良い)

 なお、セーブは一時ファイル(ファイル名は「@」)へのセーブのみとなっています。基本的にラクガキ前提であるため一時保存のみでもそれほど問題はないと思いますが、セーブするたびに上書き保存されてしまうのでファイル名を付けて保存したい場合はDIRECTモードで RENAME "GRP1:@","GRP1:(ファイル名)" としてください。(一時ファイルのファイル名が"@"なのはファイル名入力のDIALOGからは入力できない文字であり他のソフトでファイル名を入力して保存する際に上書きされる心配がないのとファイル名が1文字で済むためリスト短縮に繋がるため)
 一旦プログラムを停止してRUNしなおすと描いている絵は消去されるため消えたら困る絵は必ずセーブしておきましょう。万一セーブせずにプログラムを停止した場合はCONTを実行するか、DIRECTモードでSAVE"GRP1:@"としてください。
 ロードは起動時に一時ファイルからのロードが自動的に行われます。一時保存ファイルがないと次回起動時にもダイアログが出てしまうためセーブ機能を使わない場合でも一度真っ白のキャンバスの状態でセーブしておくとよいでしょう。

 画面の周囲5ドットは何も描けません(太ペンを使って塗りつぶすことは可能)が、これはプチコン3号の仕様です。回避するためにはキャンバスをスクロールさせる必要があり、QSPにはとても収まりませんが、ラクガキ絵専用お絵かきソフトならばこれで特に問題はないと思います。

《 私が描いたラクガキ絵の作例 》

 ※これらの作例のGRPは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダに含んでいます




 このPETIT PAINT QSPは単色専用のお絵かきソフトであり、デフォルトで描画色は「赤」となっています。これは2行目の定数リテラル #RED を変えることで変更が可能です。(黒にしたければ#BLACKとすれば良いし、RGB()関数で色指定も可能)
 一時セーブを繰り返しその都度色を変えればこのようなカラフルな絵も描くことが可能です。実行時のスクリーンショットで掲載している絵もこの方法によって描かれています。
 ただし、非常に面倒臭いのでフルカラー絵を描きたいならばカラー対応のSIMPLE PAINT QSPを使う方が良いでしょう。



《 更新履歴 》
2015/7/11 ver.1.0 公開
2015/10/31 ver.1.1 公開(ロード機能を標準で使えるようにした)



No.09
ストップウォッチ QSP
初出公開日 2015年7月10日
最終更新日 2017年9月17日
プチコンBIGではエラーが出て起動しません

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_STWT
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 1/1000秒(1ミリ秒)単位で計測可能なストップウォッチです。プチコン3号には1ミリ秒単位で計測可能なタイマーはありませんが、マイク命令を使って代用しています。(※プチコン3号のver.3.3.0でミリ秒単位のタイマーであるシステム変数MILLISECが加わったためver.1.0.1にて独自の1/1000秒タイマーからMILLISECに差し替えました)

 スタートやストップはBボタンを押す時の音を拾って行います。したがって、きちんと押さないと反応しなかったり2回押したと判断されてしまうので注意が必要です。少しでも誤動作を防止したいのであればBボタンによる計測よりも本体の縁をツメなどの堅いもので軽く叩くのがオススメです。
 なお、ストップする際にLボタンもしくはRボタンを押しているとラップタイム表示になります。ラップタイムは最新の10件が表示可能です。

 ちなみにプチコン3号のBUTTON()関数は1フレーム(1/60秒)単位でしか入力判定が行えないためそれよりも計測可能時間の分解能を高めるためにはマイク命令を使う必要があります。(ボタン入力情報だけではなくタッチやジャイロセンサーの情報も1フレーム単位で更新されているため1ミリ秒単位のタイマーを使っても1フレーム単位でしか計測できない)

※プチコンBIGで使用する場合には互換性のないマイク命令の部分を変更してください。

《 更新履歴 》
2015/07/10 ver.1.0 公開
2016/09/17 ver.1.0.1 公開(タイマー部分をMILLISECに差し替え)



No.08
ラーメンタイマー QSP
初出公開日 2015年7月9日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_TMR
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 1〜15分の時間を瞬時に設定できる使い勝手の良いタイマープログラムです。
 各種演出もQSPで出来る範囲で行っていて時間によって文字の色が変わったり残り数秒で文字が点滅したりします。

 時間はAボタン(1分)Bボタン(2分)Xボタン(4分)Yボタン(8分)を組み合わせて押しながらLボタンもしくはRボタンを押せば設定が完了です。

《 ボタンの組み合わせ 》
  1分 Aボタン
  2分 Bボタン
  3分 Bボタン+Aボタン
  4分 Xボタン
  5分 Xボタン+Aボタン
  6分 Xボタン+Bボタン
  7分 Xボタン+Bボタン+Aボタン
  8分 Yボタン
  9分 Yボタン+Aボタン
 10分 Yボタン+Bボタン
 11分 Yボタン+Bボタン+Aボタン
 12分 Yボタン+Xボタン
 13分 Yボタン+Xボタン+Aボタン
 14分 Yボタン+Xボタン+Bボタン
 15分 Yボタン+Xボタン+Bボタン+Aボタン
※この表は便宜上記載しているだけで感覚ですぐに使えるようになります。
 押し間違えてもボタンを離すだけで0に戻るためさっと押し直せば良いだけです。
 (十字ボタンを使い設定値を1ずつ増やしたり減らしたりする方法より遙かにお手軽!)

 ちなみにタイマーが動作中に何かボタンを押すと1回につき10秒ずつ残り時間が延びるため分単位ではなく微調整をしたい場合に活用してください。

 時間設定時に「ボタンを離しても0に戻らない方が良い」という人はB=BUTTON()>>4の部分をB=(B OR BUTTON()>>4)*!!(BUTTON()AND 15)に変更すれば押し間違えた場合に0に戻らず十字ボタンを押すことで0に戻ります。
 この変更を行うとQSPに収まらないだけではなく間違わずにボタンを押せる人でない限りは時間設定時にワンアクション増え、さらに、片手による操作もできなくなるためデフォルトの「ボタンを離したら0に戻る」という設定がいかにお手軽かが分かると思います。



No.07
簡易ものさし QSP
初出公開日 2015年7月8日
最終更新日 2017年9月25日
プチコンBIGでは重要な問題があるため使用が難しいです

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_RULR
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》

※ハカセは実際の画面では表示されません

 画面のピクセル数を元に実際の物体の大きさを計測するプログラムです。サブピクセル単位(RGBの各ピクセルであり、1/3ピクセル単位)で計測しているためそこそこ正確に計測できます。
 「ものさし」というより「デジタルノギス」と言った方が良いかもしれません。

 正しく計測するには正しく本体機種の設定をする必要があります。旧3DSとNew3DSは自動判別が可能なのですが、LLとノーマルは自動判別はできません。デフォルトでは、3DS(New 3DS) LLとなっている(New 2DS LLはNew 3DS LL扱いとなる)ためノーマルに設定するためには1行の最初のLL=#YESLL=#NOに変更してください。画面左上に動作機種が出ているので正しく機種設定されていることを確認して使ってください。
 計測したい物体を下画面に乗せて(スクリーンショットのハカセを実際に計測している物体と考えると分かりやすい)片端を画面上端にある始点の赤いラインに合わせます。そしてもう片端を終点ラインを動かして合わせます。タッチで大ざっぱにうごかし、スライドパッドを使いサブピクセル単位で動かし微調整をしてください。
New 3DS(ノーマル)だと最大サイズは50.5mmで分解能は0.07mm70マイクロメートル)で計測可能ます。ネタとしてしか使えない簡易分度器QSPとは異なり、十分に実用として使うことができます。

※プチコンBIGで使用する場合にはドットピッチやサブピクセルの構造に合わせて変更してください。

《 更新履歴 》
2015/07/04 ver.1.0 公開
2017/09/25 ver.1.0.1 公開(デフォルトをノーマルからLLへと変更した)




No.06
簡易分度器 QSP
初出公開日 2015年7月7日
プチコンBIGでは重要な問題があるため使用が難しいです

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_PRTR
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 本体を開いた角度を元に実際の物体の角度を計測するプログラムです。

 詳しい操作方法は画面に表示していますが、計測時は本体をひっくり返し上蓋を基準(上蓋の場所を固定)にして本体の方を開くことで計測します。
 原理はジャイロセンサーから取得された値をラジアンから度に変換しているだけの極めて単純なものです。ただし、ジャイロセンサーの蓄積誤差が大きくて上手く計測できても12度の誤差が発生してしまいます。計測方法が悪ければ10度以上の誤差が発生するため実用ソフトではなくネタソフトとして考えてください。

 ちなみに(1)の段階で犬の鳴き声、(2)の段階でネコの鳴き声なのは「ワン1」と「ニャー2」であるためです。これはネタ度をアップするための措置です(笑)

※実はプチコンBIGでも動作するのですが、1枚板であるWiiU Game Padでは使い勝手が悪すぎます。(2DSも同様)



No.05
簡易方位磁針 QSP
初出公開日 2015年7月6日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_HOUI
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 内蔵時計とジャイロセンサーを使った簡易的な方位磁針プログラムです。赤い針が示す方角が「北」です。
 プチコンmkIIで作った1画面プログラム「簡易方位磁針」をプチコン3号へとアレンジ移植(基本的な計算の仕組みはほぼ同一)しただけですが、ジャイロセンサーに対応することで一旦決定したら本体を動かしても針が動かした方向に追従するためそれっぽい感じになっていると思います。

 原理は単純で太陽の位置と時刻を元に方角を計算しているだけです。本体を地面に水平にして上蓋を少し開いて上蓋は太陽の方に向けます。上蓋の影が本体へと重なる位置にすれば太陽を目視せずに上蓋を太陽の方角に向けることが簡単にできます。
 時刻と太陽の方角だけでは季節や計測地点によっては誤差が出てくることがあるのですが、日本国内(※離島を除く)で使用した場合は8〜16方位くらいならば十分に計測が可能です。より正確に求めるならば経度、緯度、日付の情報を元に演算する必要がありますが、ジャイロセンサーの蓄積誤差や太陽の方角に向ける操作の誤差があるためそこまで正確に求めてもそれほど大きな効果が望めないかもしれません。(うまく工夫すれば克服は可能かも)



No.04
PETIT DRUM QSP
初出公開日 2015年7月5日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_DRUM
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 バンブラのフリー演奏風プログラムです。ボタン操作で自由にドラム演奏ができます。なお、PETIT BAN QSPと同様にボタンの同時押しで和音演奏も可能です。リムショットとシンバルを両方同時に鳴らすなんてことも簡単にできるため本格的なドラム演奏にも対応が可能です。

《 ボタン操作 》
 ↑  クローズドハイハット
 ↓  ロータム
 ←  ミドルタム
 →  ハイタム
 A  スネア
 B  バスドラム
 X  タンバリン
 Y  リムショット
 L  オープンハイハット
 R  シンバル

 音色(各ボタンに対応した楽器)はバンブラのフリー演奏のロックドラムを元に決めましたが、自分の好きな楽器を割り当てる方法を書いておきます。
 使用する楽器のデータは1行目の*-/2&$6%.1の部分です。例えば左から7番目のボタン(Xボタン)に登録されている「タンバリン」を「マラカス」に変更したいという場合はまずマラカスのNo.は70@128N70で演奏可能な楽器)なのでCHR$(70)は"F"になります。そして、*-/2&$6%.1の7番目のデータである"6"を"F"に変更すればXボタンにマラカスを登録完了です。
 楽器を変更した場合は、楽器の画面表示も「タンバリン」から「マラカス」に変えると良いですね。



No.03
PETIT BAN QSP
初出公開日 2015年7月5日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_BAN
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 バンブラのフリー演奏風プログラムです。ボタン操作で自由に演奏ができます。
 なお、バンブラのフリー演奏モードでは和音演奏はできませんがこのソフトではボタンの同時押しで和音演奏も可能です。ただし、十字ボタンの仕様の問題で左右を同時に押したりとか上下を同時に押したりはできません。それ以外の6音は同時に鳴らすことができます。

《 ボタン操作 》
(ド) (レ) (ミ) (ファ) Y(ソ) B(ラ) A(シ) X(ド)
L(半音上げる) R(1オクターブ上げる)

 音色をピアノから変えたいという人は1行にあるBGMSET 128+I,"@00T1N"@00の部分を適当に変えてください。
 1行の最初にあるP=0を変更すると半音単位でピッチ変更が可能です。例えばP=1にすれば全体が半音1つ分上がり、P=-2にすれば全体が半音2つ分下がります。また、P=12にすれば全体が1オクターブ上がり、P=-12にすれば全体が1オクターブ下がります。



No.02
PETIT KEABORD QSP
初出公開日 2015年7月4日
最終更新日 2016年7月24日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_KB
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 鍵盤演奏プログラムです。下画面に表示している鍵盤をタッチして自由に演奏ができます。(一番左の白鍵は「ファ」の音だけど「ファ」の音にしている理由はそれが一番リスト短縮できるから)
 ピアノの音以外での演奏もちゃんとできるように押している間は鳴り続け、離せばすぐに止まるようにしています。すぐに離せばスタッカートの表現が可能です。

 音色はデフォルトではピアノ(音色番号0)となっていますが、これは任意のボタンを押しながら演奏することでリアルタイムで変更が可能です。例えば、十字ボタン右(ボタンコード8)だとチェレスタ(音色番号8)、Lボタン(ボタンコード256)だとノコギリ波(音色番号256)となります。複数ボタンの同時押しにも対応しているため実際にどんな音が出るのかはいろいろなボタンの組み合わせを確かめてみてください。画面左下に音色番号が表示されています。
 ちなみに音色番号256以上の隠し音色はこちら(外部リンク)で公開されています。音色番号512以上はBGMPLAYで対応していないためRボタンを押しながら演奏することはできません。(それ以外ならば問題ない)

 なお、他のソフトを実行した後で鍵盤が正しく表示されないという場合はACLSを実行してください。

 左端の鍵盤の音を「ファ」ではなく別の音に変えたい(半音単位で任意の音を選びたい)とか、鍵盤の大きさを変えたいという人はプチコンmkII用に作ったPETIT KEYBORAD mkIIを利用すると良いでしょう。こちらは押した音が赤く光るという機能も搭載しています。(さすがにこれと同レベルのものをQSPで作るのは不可能)

《 更新履歴 》
2015/07/04 ver.1.0 公開
2016/07/24 ver.1.1 公開(リアルタイムで音色変更をできるようにした)



No.01
PETIT 100M QSP
初出公開日 2015年7月3日
最終更新日 2018年3月30日
プチコンBIGでも特に問題なく動作します

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「1GQ_100M
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 このゲームはプログラムスロット0でのみプレイが可能です。

 AボタンとBボタンを交互に連打して画面上のキャラをゴールまで走らせるゲームです。連打する速度が速い方が好タイムになりやすいですが、交互にきちんと押さないと進まないため適当にボタン連打するだけでは好タイムは出ません。(「Aボタンを離してBボタンを押す」「Bボタンを離してAボタンを押す」ことで加速するように作っているため道具を使って連打してAボタンとBボタンを同時に押しているような状態になると好タイムは出なくなる)
 Aボタンでリトライできます。

 ちなみに私のベストタイムは9秒86です。「1秒間に10回程度連打できれば12秒くらい」「秒12回程度連打できれば11秒くらい」「秒15回程度連打できれば10秒くらい」のタイムを出せるようにバランス調整してあります。そのため9秒台を出すには(某)名人級の連打速度が要求されます。

《 更新履歴 》
2015/07/03 ver.1.0 公開
2016/09/17 ver.1.1 公開(リトライ機能を追加)
2019/04/30 ver.1.11 公開(プチコンBIGのダイアログ問題を改善)




No.番外
QSP MENU
初出公開日 2015年9月13日

《 プログラムリスト 》

単体公開キー【 無し 】、ファイル名「.MENU
プログラムは「おちゃめQSPコレクション」のフォルダ内に含まれています。


《 実行時のスクリーンショット 》


 QSPでできたランチャープログラムです。フォルダの中に含まれるファイルを読み出して表示しているためフォルダ内のファイルがどれだけ増えても対応が可能です。
 なお、このプログラムはQSPながらタイトルだけではなく簡単な内容説明の表示も行っていますが、これは私のQSPに含まれる簡易マニュアルの書式に準じたもののみ対応しています。それ以外のものは情報は表示されないため事実上私のプログラム専用ランチャーとなっています。(単体使用ができないため公開番号を設けず番外となっている)




 このページでは公開番号1〜20のQSPを記載しています。
 公開番号21〜40のQSPはこちらのページに記載しています。
 公開番号41〜のQSPはこちらのページに記載しています。


RETURN (プチコン3号/BIGコーナーのトップにもどる) RETURN *MAIN (トップページにもどる)

inserted by FC2 system